市議会 21、22日の両日開催へ

市民感覚とのズレに愕然とします!!
 懲戒審査委員会 不祥事職員の処分 減給10分の1、3ヶ月間とは!所属長は同一ヶ月!??! 


 臨時議会が21日開かれます。
例の鳥羽小学校建設工事費1億3560万円の予算漏れ問題です。
今日はその議会運営委員会。
専決とは何事か、と全協の一幕を紹介したばかりですが、今度は、なんと、慎重審議のためには二日間が必要だとの意見が出て、21、22日の両日開催となった。
そこまでの審議時間が必要かどうかは別にして(それについては議論はなかった)、その姿勢は前向き。あとは、中身ということになります。


この問題の管理、監督上の責任を明らかにするとして、市長、副市長、教育長の給与を減給10分の1、1ヶ月間にする条例議案も上程されました。
果たして、これで、責任が明らかになるのか、見識を疑いたくなりますが。
議会審議に付されます。


このほか、総務課長から、懲戒審査委員会(委員長は副市長)による担当職員の懲戒処分結果の報告がありました。
驚くなかれ、わずか、減給10分の1、3ヶ月間という。
教育委員会の長の責任は一ヶ月。なんと、です。
これですむ話なのでしょうか。


市民感覚とのズレに愕然とします。
真面目に勤務する多くの職員の感覚ともズレがある。
誠実で必死な職員さんほど、こういう甘い処分に拒否反応がある。
公務員としてのプライドが許さないのだと思う。


沈痛な全協二日間を費やし、今度は、盆明けの臨時議会二日間。
早期建設を望む子どもたちや父母を心配させ、市の信用を失墜…。
いったい、副市長を長とする懲戒審査委員会はどんな審査をしたのでしょうか。


とても認められるものではない、差し戻しだと意見が出た。
一方、意見表明をしない委員もいた。
私はオブザーバー参加ですが、きちんと寄せられた市民の皆さんの声を代弁し、指摘しました。


それにしても、議運は会派に関係なく意欲のあるベテラン議員で構成すればよいと痛感します。
新人議員はまずオブザーバーで勉強する。議会運営に関することでよくわからないのですから。
もちろん、市民感覚でどんどん意見を出せば存在意義はありますが、
一年半経過してそれは実態としてまったくなかった。
今の会派制度による議運委員の選出方法だと、一つの会派に新人が集中した今期は、必然的に新人の構成比が高くなる。
これでは、議論にならない。
議論の質の向上が議会にとって一番大事ではないのでしょうか。


さて、本番は臨時議会です。

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