4期16年のご支援に感謝です!

議会改革、目が離せませんよ!


これからは、市民の皆さんとごいっしょに新しい議会に注目していきたいです。


1、会派制度がなくなります!
■会派制度には泣かされました。従来、議員は「議員になったからには議長にならないと地元で面目が立たない」こんなメンツもあって役職選挙で有利なように会派に入り出世を目指してきました。実力もないのに役職には執念を燃やすタイプの議員さんもいます。


私はそんなことは大嫌いで、ひたすら市政への市民の意見反映を願い、一般質問や委員会で発言し仕事をしてきました。でも、たとえば鳥羽志勢広域連合議員など市民の皆さんにとって大事な役職につけず悔しい思いも繰り返してきました。
 

ところが、なんとその会派制度が今期から廃止になるのです。会派にさえ入れば自己保身できる、こんな甘い考えは通用しなくなります。自分の意見と責任が問われます。これは間違いなく市民の皆さんに役立つものです。私は一貫してこんな小さな鳥羽市議会に会派制度は必要なし、と訴えてきました。廃止できたことは私の誇りです。


2、議会基本条例スタート!
■議会基本条例がスタートしました。本格的な実施が課題です。
一昨年から議会報告会が実施されたましたが、もっと市民の皆さんが率直に発言できるよう内容の見直しが必要です。議案に対する議員の賛否もさっぱりわかりませんでした。やっと、「とば市議会だより」の4月16日号で全議員の賛否を掲載するよう改革しました。今後は賛否の論点を皆さんに提供していく必要があります。


一般質問での市当局の反問権が認められました。次期議会からです。注目です。「政策立案、政策提案」の具体化、市長が提案する政策についての形成過程での問題、費用対効果などの説明などがきちんと履行されるかー。市民のチェックが必要です。


3、全員協議会、議会運営委員会、特別委員会すべてインターネット公開! 

■本会議、常任委員会に続いて、なんと、5月から議会全員協議会も議会運営委員会も各種特別委員会もインターネットで公開されます。これまではまったく市民の目の届かない会議でした。画期的です。皮切りは5月2日午後1時から役職を決める全員協議会です。皆さん、見逃せませんよ!
      <「幸子だより」より>

鳥羽市民の皆さま、応援いただいた皆さまへ

熱いご支援、本当にありがとうございました。
おかげさまで戸上健新市議を誕生させていただくことができました。
感謝申し上げます


読者の皆さん、市議選での熱いご支援、本当にありがとうございました。まるで嵐のような選挙戦でした。一カ月が矢のごとし。気がついたらゴールデンウィーク目前で、なんだか季節感がわからないほどです。
 おかげさまで戸上健新市議を誕生させていただくことができました。感謝申し上げます。
 

「トップ当選で胸がすいたよ。ようがんばってくれた」「鳥羽も捨てたものじゃない!」「普段の努力がものをいうのよ。日常活動をみんな見てくれてるのよ」「健さんの人柄がいいわ」「鳥羽民報がいい。これしか市の本当の情報がわからない。出してくれてうれしい」……選挙後、喜びと激励の声が寄せられています。そのたびに、体の芯は疲れた感じなのに、心がホカホカしてきます。がんばってきてよかったとしみじみ……。


 4月30日をもって私の任期は終わります。肩の荷を下ろすことになります。このように16年の苦労が報われる結果で、戸上健新市議にバトンを手渡せることがなによりうれしいです。


 振り返ると、初当選させていただいた平成7年は1042票。複数議席に挑戦した平成11年は合計1014票。15年は1370票でトップ当選。19年は1333票。そして候補者交代の今回、戸上健は1355票でトップ当選。


 4年前の前回の選挙では、有権者数は18946人でした。これに対して今回は18110人。836人の減です。投票率も81,55%から74,60%に減。投票者数は前回は15451人に対して、今回は13510人で1941人の減。約2千票減りました。
 その中で得票を増やし、得票率は議会史上初の得票率10、11%となりました。皆さんのご支援のたまものです。


つたない「幸子だより」をご愛読いただきましたこと、本当にありがとうございました。16年前の初当選後に第1号を発行、最後は今週の707号。私にとってはなんだか記念深い数字です。

 4期16年のご支援に心から感謝し、最後の幸子だよりとさせていただきます。
                <「幸子だより」より>

鳥羽市消防援助隊が奮闘!

「市はどんな支援をしているの?」「していくの?」
  対策本部、ホームステイ受け入れも実施します


市は、15日に東日本震災支援対策協議会を設置しました。被災地への物的支援、義援金などと、市内の養殖筏などへの支援の両面に対応します。鳥羽はどんな支援をしてるのか、とのお尋ねもいただきますので紹介します。
地震についての予算措置の内容は―
1、人的支援
  ・緊急消防援助隊6隊派遣(1隊4名)
  ※※2次隊が出動中です。捜索活動や油漏れの処理などに従事して奮闘しています。
 ・保育士派遣 2名要請(避難所の子どもケア)
・給水活動派遣(給水車1台)2名予定
2、物的支援
 ・食料品アルファ米5000食
 ・飲料水4320本。
 ・紙おむつ(幼児・大人)300・毛布1000
 ・災害用仮設トイレ30台
3、その他。・公営住宅提供5戸
 ・見舞金(災害義援金
4、市内被害への対応
 ・漁場災害復旧作業支援
 (筏の流出、損壊の清掃と整理、漁場の回復を図る)
 ・資金援助(融資に対する利子補給)
■■■浦村は筏の壊滅的被害の上、種カキも全滅で再開の見通しが立たない現状です。自転車操業の業者もいます。今後どうしていくかー。種カキの自力生産をめざす動きも出ています。希望を託したい。


■■■このほか、被災地の家族を自宅で受け入れるホームステイ―支援を実施するとのことです。私のところにも福祉関係者から「被災した知的障がい者がどうしてるのか心配してます、受け入れますよ」との声も届いています。市が窓口になってセッティングが進めばと願うばかりです■■■

胸締め付けられる一週間です

今、できること―
    被災者に救援募金を送りましょう…


■大震災被害の惨状はもとより、水も食料も燃料不足も解消されない避難者の暮らし。本当に胸が締め付けられる一週間です。今、できることは何かと考え、共産党鳥羽支部は救援募金活動を始めました。私も連日立っています。
友達と連れだって小学生が百円玉を入れてくれたり、若いお母さんが我が子に話しかけお金を握らせ一緒にしてくれたりします。財布の小銭を全部差し出してくれる青年、車を止めてお札をポンと入れてくれる男性。本当に、鳥羽の温かい心が伝わってきます。みんな何かせずにはいられない気持ちなんですよね。皆さんの善意を早く被災地に送りたいです。


■ハロー西駐車場前での募金活動では、小学生や高校生が、なけなしのおこずかいを、自分から進んで募金してくれました。鳥羽の子たちはえらいです!ちゃんと考えてます!

巨大地震でカキ養殖に甚大被害

カキ筏の消えた生浦湾に立ちつくす漁師さん
  「種ガキの筏がやられた。産地の宮城仙台も壊滅。
    来年からどうなるか予測もつかん」と


信じられない巨大地震。テレビで見る惨状に胸を締め付けられます。


 3月12日早朝の生浦湾。戸上市政部長と安楽島、浦村、今浦などの被害状況を巡視しました。呆然と立ち尽くす漁師さんたち。かける言葉もありません。規則正しく並んでいるはずの生浦湾のカキ筏の姿は影も形もありません。涙が出てきました。


 「これでもか、これでもかとこんな被害が起きる…」「種ガキの筏がやられた。来年はできんということや。よそで買おうにも産地の宮城や仙台が全滅や」「9時から全員で知恵を出すために臨時総会が開かれる」「国の支援がなければ、個人の力で再開することは不可能に近い」「津波がザワザワと寄せては引き、ひいては寄せ、そのたびに筏や船が流され、ぶつかりあい転覆した。警戒警報で沖に探しにもいけやん」漁師さんが口々に…。


カキ養殖は鳥羽の柱ともいえる産業です。これからどうすればいいのか。議会も責任重大です。
         

選挙は絶対必要です!

議員定数を16から14へ削減
 市民の審判を仰ぐとき!!


3月9日の市議会で、議員定数を現在の16から14議席に削減することが全会一致で決まりました。現在16定数に対して15名しか立候補予定がなく、このまま推移すると無投票という事態でした。これで、4月24日の市議選は選挙となります。よかった。ほっとしました!
 

4年に一度の選挙は、市民がこの間の議員の活動に対して審判を下す唯一の機会です。絶対に必要です! 現職議員はこの4年間の実績と新たな意欲を、また、立候補予定者は市政と議会改革への政策と熱意を、有権者に広く明らかにして選挙戦を戦ってほしいと願います。それが、鳥羽の活性化に直結するのものと確信します。


 「議員定数は市民が議論して決めるのが一番いい。その体制を作るのが議会の仕事」私はそう考えます。議論がないと、単に多い少ないの話で終わってしまいます。これまで議会は、まるでみそぎのように自ら定数削減して市民に申し開きし、市民も溜飲を下げ少しは怒りを治める。こんな繰り返しでした。
 ともかく、市民世論は削減が多数です。「働かない議員は要らない」そんな思いがひしひし…。地元の票に結びつく口利きや地縁血縁だけで、ほとんど一般質問に立たない、議員活動を報告しない、これではそうなりますよね。


私としては鳥羽では16議席は妥当な数で、行財政的に問題なら報酬を削減する方法もあると思います。でも本音を言えば、毎日、市役所に詰めて学び働き、市政をチェックする精力的でやる気のある議員ばかりなら、もっと少数でも十分だとも思います。ただ、そうなると、一生懸命な議員を選ぶ、市民の目もいっそう問われてくるでしょう。


 今回、立候補者が少ない背景の一つとして、ケーブルテレビやインタ―ネットの議会放映で、議員の仕事や責任の重さが市民に理解された面があるのではないでしょうか。生半可ではできない仕事と覚悟をして、新しい人材が出てきてくれれば議会改革につながります。