選挙は絶対必要です!

議員定数を16から14へ削減
 市民の審判を仰ぐとき!!


3月9日の市議会で、議員定数を現在の16から14議席に削減することが全会一致で決まりました。現在16定数に対して15名しか立候補予定がなく、このまま推移すると無投票という事態でした。これで、4月24日の市議選は選挙となります。よかった。ほっとしました!
 

4年に一度の選挙は、市民がこの間の議員の活動に対して審判を下す唯一の機会です。絶対に必要です! 現職議員はこの4年間の実績と新たな意欲を、また、立候補予定者は市政と議会改革への政策と熱意を、有権者に広く明らかにして選挙戦を戦ってほしいと願います。それが、鳥羽の活性化に直結するのものと確信します。


 「議員定数は市民が議論して決めるのが一番いい。その体制を作るのが議会の仕事」私はそう考えます。議論がないと、単に多い少ないの話で終わってしまいます。これまで議会は、まるでみそぎのように自ら定数削減して市民に申し開きし、市民も溜飲を下げ少しは怒りを治める。こんな繰り返しでした。
 ともかく、市民世論は削減が多数です。「働かない議員は要らない」そんな思いがひしひし…。地元の票に結びつく口利きや地縁血縁だけで、ほとんど一般質問に立たない、議員活動を報告しない、これではそうなりますよね。


私としては鳥羽では16議席は妥当な数で、行財政的に問題なら報酬を削減する方法もあると思います。でも本音を言えば、毎日、市役所に詰めて学び働き、市政をチェックする精力的でやる気のある議員ばかりなら、もっと少数でも十分だとも思います。ただ、そうなると、一生懸命な議員を選ぶ、市民の目もいっそう問われてくるでしょう。


 今回、立候補者が少ない背景の一つとして、ケーブルテレビやインタ―ネットの議会放映で、議員の仕事や責任の重さが市民に理解された面があるのではないでしょうか。生半可ではできない仕事と覚悟をして、新しい人材が出てきてくれれば議会改革につながります。