未就学児については保険証を発行します

議会だより原稿 496字と253字に〜
委員会中は、体調が一番なので、日記はご無沙汰してしまいました。
書類の山に埋もれる日々、読んだり、書いたり(パソコン)ばかりです。(その間に演説会もありましたネ…)
委員会を終えて、今日は、議会だよりの原稿締切日。
あの一時間もの内容を、なんと、質問は495字、質疑は253字にまとめなくちゃいけないのです。
どこにポイントを置くかが大変です。
やっと仕上げて、夕方メール送付しようとしたら、今度はパソコンの調子が悪くて、結局、車で届けてホッ。



<決算委員会質疑のヒトコマを紹介しますネ>
病気になっても保険のない子どもたちが鳥羽市にもいる!!
    我がまちにふさわしいことでしょうか?


皆さんは、ご存知でしたか。
国保税を滞納すると「資格証」というものが発行されます。つまり、保険証が取り上げられるのです。
(分納約束で6〜1ヶ月の短期保険証が交付)
鳥羽市は、今年の9月時点でこんな家庭が33世帯あります。
その世帯のなかには、子どもたちが含まれていて社会問題化しています。
「先生、保険証ないねん。薬くれ」という子どもの訴えをうけた養護学校教諭の話など、
朝日や毎日新聞が大きく報道しました。


厚労省が重い腰をあげて今夏緊急調査を実施しました。
鳥羽市は、33世帯中、子どものいる世帯は2世帯。
うち、未就学児1名、小学生2名、中学生1名、高校生相当年齢1名。合計5名と回答しています。


親の滞納は、子どもの責任ではありません。
子どもは自分で納税できません。
無保険の子どもに保険証を発行すべきではなかったのか、との質疑に
担当課は、未就学児については保険証を発行することにします、と回答。
これは一歩前進です。
乳幼児への配慮に言及した厚労省17年度通達もあるのでという説明でした。
市・県の医療費無料化制度に該当します。
しかし、小中学生については今後検討するにとどまりました。


共産党は国会・地方と結んで、制度の見直しをなんども国に要求してきました。
厚労省自治体が独自に判断するものと、いわば責任のがれの姿勢です。
医療の遅れが命に関わる子どもたち。
全国で、子どもにだけは保険証を発行する自治体が増えています。
鳥羽市もそんなあたたかいまちであってほしい…
そう思うのは私だけでしょうか。