うれしい!国保税引き下げ!

今日は私の一般質問の日でした。
私は、大体、いつも質問日には赤いジャケットを着てしまう。なぜか、赤色を選ぶ。どうも、自然と気合が入ってそうなるようだ。それで、同僚議員から「戸上さん、やっぱり今日は勝負服ですね!」と声がかかる。ところが、今日は私は黄色の服(下は黒のスカートに黒のタートルネック)を選んだ……。
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さて、一般質問。
市民の皆さんは、依然として厳しい暮らしの中で師走を迎える。家庭に希望を与えられる施策を打ち出すことが大事だ。そのことを痛感しながら、3点、質問した。


1、国民健康保険について
16年度決算書によると国保会計は単年度で2541万円の黒字計上、繰越金は実に5億3200万円。国保世帯は、ふくれあがる基金と繰越金を、適正な措置をするよう切望している。新市長は、予算編成にあたって、この問題にどう臨むのか。

【答弁】市長 「税の還元を担当課にすでに指示した」
    課長 「還元額は、4〜5000万円程度で検討をしている」

2、自衛隊の「適齢者情報」について
18歳になった市民の氏名、住所、性別、生年月日を記載した個人情報を、担当課が一覧の名簿にして自衛隊地方連絡部へ提供している。地方分権法で自衛官募集事務は、国の機関委任事務から法廷受託義務に変わった。市は個人情報保護条例を制定し、市民の個人情報を守ると宣言した。本人に無断で一覧名簿にして第三者に提供することはできない。今年度も要請があるが、どうするのか。

【答弁】「今年度より閲覧申請していただくことにした」(一覧名簿作成は止めて)

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 いずれの答弁も、市民への暮らし応援、個人情報の保護という点で実りのあるものでうれしかった。質問にあたって情報公開したが、その資料を見て質問すれば、おおよその流れはわかるものだ。それが、冒頭のように「赤色」ではなく「黄色」になったようだ。
ところが、問題はもう一つ。下の質問への答弁だ。私は、思わず「勝負服」でないことを後悔した。「ふざけるな!と言いたい」いえ、「もう、言っても時間が無駄だわ!」と思う答弁姿勢だった。


3、国勢調査について対象となるすべての人を調査したか。
【答弁】10月1日までに調査票を届けなかった世帯が12世帯、調査できなかったのは6世帯あった。「鳥羽市国政調査実施本部」は一度も開かなかった。反省の弁なし。苦し紛れに、まだ、修正できるのでお願いしていきたい。
(こんな答弁自体が信じられない失態だ!修正すればいいとか、いう問題か。聞いてるほうが恥しかった!)

■情報公開の席上で、藤田緑の村の1号棟、6号棟が棟まるごと,調査が欠落したことがわかった。理由は、調査員が棟の管理人に面接できなかったためだ説明した。信じられないほどの初歩的なミスだ。
わかった時点で、事務局長が事に当り、謝罪に飛ぶことが不可欠だった。それを怠ったことが致命傷だ。こういう時、的確に機敏に対処できるかどうか、それは、結局、普段の勤務姿勢がものをいう。一生懸命な若手職員に対して、こんなことで模範を示せるのだろうか?


 課長の評価は誰がするのだろうか?議員の役割も大きいのでは?