一般会計への引き揚げは反対!

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   12月議会も今日で閉会です。朝から「ご苦労さん!」と友人が食べきれないほどの貝を差し入れてくれて大感激でした。
さて、私は上程された13議案のうち11議案に賛成、2議案に反対、今日は反対討論をしました。反対したのは、一般会計と国保会計の補正予算です。
今回の補正予算は、アスベスト防塵用マスクを配備する消防費の増額や、小中学校の修学援助費の増額など切実な課題での補正措置が含まれていて、もちろんそれには賛成です。しかし、補正予算4億2千万円のうち、実に7割に当たる3億2千万円は職員退職金のための支出です。退職金手当てはいたしかたないですが、問題なのは、捻出するために特別会計の繰り出し金を会計年度途中にもかかわらず、引き揚げ、一般財源にして穴埋めすることです。

本来、一般会計は一般会計で処理しなければなりません。苦肉の策とはいえ、ここまで財政危機に追い込んできた反省がまずなければなりませんが、それが伝わってこないのです。
特に、水道会計は課職員が苦心して財政健全化に努めてきました。7月の水道料金の引き下げの時にはそんな話は何もなかったのにいきなりです。今後、1300万円をどうやりくりするのでしょう。結局は市民サービス低下にいきつくのでは?私は、どうしても賛成できませんでした。


  平成16年度決算認定についても反対しました。市当局自身が管理上問題があったとした職員の時間外手当支給問題もそのまま決算していますし、同和の住宅新築資金も返済せず、市民の血税をその穴埋めに使い改善されていないからです。チェック機関である議会として、私は認定できませんでした。

  
☆☆☆さて、ホームページの「掲示板」への投稿、「市役所の喫煙対策」ご覧いただきましたでしょうか。今日は、お隣の伊勢市でも聞きました。伊勢市は今年4月1日から庁舎内全面禁煙を実施しています。野外に、6箇所ほど灰皿を置き喫煙場所としています。市民からの苦情はなくなったそうです。
愛煙家でも、マナーのいい人はみえます。周囲の人に断ったり、小さい子らの前では吸わない等…。でも、市役所は公の場所なのですから、全面禁煙が必要ではないでしょうか。
今朝の朝日新聞の「ひと欄」。「歩きたばこ禁止条例の制定」を静岡市に請願した中学一年生が紹介されていました。この少年は、レストランで食事中に、隣の席の人のたばこの煙でぜんそくの発作を起こしたのです。こんなことだって起こりうるのです。☆☆☆

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