県民が後々災害にあっては…私たちも責任は重いです

東大阪市長に長尾さん
今朝の赤旗新聞トップ「東大阪市長に長尾氏!」
思わず、小躍りしてしまいそうでした〜。
赤旗日刊紙の配達当番だったのですが
久々の快挙に眠気も吹っ飛び、るんるんの一時間半…。
皆さん、長尾淳三さんは日本共産党員なんです。
前回選挙で覆された民主市政を再び市民の手に取り戻しました。
今回、保守が分裂したとはいえ、「復活」は底力がないと難しい。
滋賀県でも社民支持の嘉田由紀子さんが当選しましたネ。
有権者が政治を暮らしから捉えようとし始めたのか…。
変化が起き始めているのか…。
あなたの一票で暮らしは楽になるよ!
労働条件も改善される!政治は変えられるよ!
と私は伝えたい。


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県民が後々災害にあってはいけませんから私たちも責任は重いです

行者山風力発電問題で県の森林保全課に出向きました。


森林法第10条の2は
「地域森林計画の対象となっている民有林において開発行為をする者は
農林水産省令で定める手続きに従い、都道府県知事の許可を受けなければならない」としています。
知事は、次の4点に該当しないと認めるときは開発を許可することになります。


1、災害の防止の機能からみて、当該開発行為により当該森林の周辺地域において
土砂の流出又は崩壊その他の災害を発生させるおそれがあること。
1の2、水害の防止の機能からみて、当該開発行為により当該機能に依存する地域における
水害を発生させるおそれがあること。
2、水源のかん養の機能からみて、当該開発行為により当該機能に依存する地域における
水の確保に著しい支障を及ぼすおそれがあること。
3、環境保全の機能からみて、当該開発行為により当該森林の周辺地域における
環境を著しく悪化させるおそれがあること。


業者の許可申請について
担当者に現状を聞くと
受付以前の事前協議の段階である
不充分な点が多く指導をしている段階。
防災面で慎重な対応をする責任が県にはある。
「県民が後々災害にあってはいけませんから私たちも責任は重いです」
まだまだ課題が残っている。…
職務遂行への真摯な姿勢を感じました。
市農林水産課の姿勢とも通じるものです。


そこで、疑問が浮上します。
私の一般質問(9日)に対する建設課長の議会答弁です。
(業者の計画は)「安全がはかられると判断しています」とよどみなく答えました。
いったいどんな綿密な調査をしたのか。
しかも、なぜ、これほど早い時期に断言できるのか。断言するのか。
「おかしい」。異例というか、首をかしげた。


課の仕事は市と市民の利益を守ること。
そうであれば、慎重な検討なくして判断などできないはずなのです。
(まさか、業者の利益を守るのが仕事ではないわけだし…)
私への答弁だけに
疑問はさらに深まる思いでした。