生命を生み出す母親は 生命を育て生命を守ることをのぞみます

「生命を生み出す母親は 生命を育て生命を守ることをのぞみます」
名もない普通のお母さんたちの集い 母親大会(南勢地区)に参加しました。

写真は、オープニングの伊勢ぞうれっしゃ合唱団の皆さん。
平和を願う元気な歌声が聞こえてくるようでしょう。
特に少女たちの声が伸びやか〜会場を感動させてくれました。


臨床心理士の橋本景子先生の記念講演「21世紀の子育て」が心に残りました。
(県内や名古屋の大学講師や三重県中学校スクールカウンセラーとして活躍)


愛情さえあればよい、ガツンと注意すればよい
こんな昔のやり方では子どもの心はつかめない。
「近づく」ことが大事
ありのままを受け止めてやる
家庭や学校で
大人が子どもに上からものを言う
そのために殺人事件まで起きることさえある
奈良の事件もそう
子どもを煽った大人が悪い
本当に子どもが悪くて
大人はりっぱなのか
大人が変わらなければ子どもは変わらない
子どもは寂しがっている
支えがないから
子どもは親に甘えたいのだ
自分を認めてほしいのだ
子どもの健やかな自立の背景には
健やかな親への依存がある……


中学校の先生方に逆説的に話をする
学校を荒れさせる方法は…
子どもに挨拶しない
ニコリともしない
そして子どもが小さな反抗をしたら
ガツンと頭ごなしに叱り付ける
暴力がエスカレートしたら
もっと叱る
間違いなく学校は荒れると。……


心の通う地域ぐるみのオアシス運動って大事なんですね〜
子どもを犯罪から守ると同時に
子どもを犯罪者にしてはいけない
子どもの目線に立つ橋本先生は
スクールカウンセラーとして
子どもたちの強い味方です。
刺股」(さすまた)より「スクールカウンセラー」なんだ〜!
学校内の犯罪は、もっと防ぐことができるのでは…
そんな希望が湧きました。