またもや、酒気帯び運転の不祥事

今度は管理職が公務中

6月に続いて、また、職員の酒気帯び運転という不祥事が起きました。しかも、今度は、公務中で、管理職です。8月1日、午後4時頃、鳥羽駅前交差点で、環境課管理職員が、酒気帯びで環境パトロール車を運転、信号無視で警察に検挙されました。前日は公休で、昼過ぎから深夜2時半まで飲酒していたと報道されています。
 私は不思議でなりません。休日の前夜ならともかく、3連休(土、日、公休)を終え、明日から出勤というときに、深夜2時半まで酒を飲んでおれるものなのか。明日に備えて仕事の準備や心構えをしなくても管理職の仕事は回っていくものなのか。
 環境課は、突然、ゴミ袋有料化を議案上程し、議会も混乱、市民の反発を招きました。市長の対話行政に逆行し、市長から軽減策の指示を受けて、9月議会に議案上程する大事なときでした。私が、軽減策の進捗状況を聞いても、煮え切らない回答ばかりで…。
市民に重い負担を課の判断でしておきながら、軽減策は、福祉に任せてあるとか、まるで他人事で、自ら解決できないのです。今、常識で考えて、他市の軽減策をインターネットで学びつくすとか、先進地のとりくみを勉強するとか、時間はいくらあっても足りない時でしょう。
 環境課の仕事は一言でいうなら市民の生活環境向上の願いにこたえるということです。その基本が腹に座っていないため、判断が迷走するのです。酒好きは職員の間でも有名だったそうですから、ひょっとしたら、酒気帯びはよくあることだったのかしら?と勘ぐりたくもなります。
 市民からの苦情に答え、現場に出向いてがんばってはいたようです。しかし、それは当然のことで、年収一千万円の管理職の仕事は、それだけで済むものではありません。環境行政を広い視野に立ち推進すること、それは、ごみ問題だけではなく、市民の生活環境を守り、鳥羽の自然と環境を次代に継承していくことだと私は考えます。
早速、市民から「減給なんて軽い処分ではだめ。若い職員に示しがつかない。厳しい処分を」と電話が入りました。当然です。