まさか?!でも、ほんとだった…

市税務課職員が酒の匂いをさせて市民訪問

「職員が酒の匂いをさせてやってきました。こんなことが許されるのですか?」市内業者から苦情が寄せられました。「まさか?!」信じられない思いでした。しかし、今日、税務課に出向き、本人に質すと、なんと、事実だったのです。「お酒が好きで、訪問の前夜も飲みました。いつも、500㍑缶を4〜6本飲みます。翌日に酒が残り、友人にも酒の匂いがするとよく言われます」と言うではありませんか。開いた口がふさがらないとはこのことです。おまけに、当日の朝、自分で車を運転して出勤しています。酒気帯び運転ではありませんか。これだけ、酒気帯び運転による痛ましい交通事故が起こっているにもかかわらず、なんと。税務課長は「朝礼で注意」で済ませたかったようですが、そんなことで済む問題ではありません。地方公務員法、職員の服務規程に抵触する大問題です。


 最近、市民から若い職員さんは「素直だ」「真面目だ」という評価がよく寄せられます。「戸上さん、悪い市役所体質に染まらんようにせなアカン」と。私もまったく同感です。しかし、今回の「酒気帯び勤務職員」のような問題が起きると、普通の職員の努力が水泡に帰すことになります。市が毅然とした姿勢をとること、これが何よりも大事です。一生懸命がんばっている職員さんのためにも!あいまいにすれば、それは、将来、何倍もの大きなリスクとなって帰ってくるでしょう。想像しただけでも空恐ろしい。あぁ、あまりにも残念!