大紀町の生活支援ハウスを視察

「生活支援ハウス」建設の交付金は3千万円出ます!鳥羽でも研究を! 
 今日から師走。介護の集いが終わったと思ったら、4日から12月議会です。私もすっかり、議会モードに入りました。今回は、①税金の集め方、使い方 ②財政健全化計画と市民ニーズの整合性 ③介護保険を質問します。決算議会でもあるので議案精査が大変です。でも、議会が議員の本分です。しっかり、勉強をしてがんばらなくちゃ!
 さて、そんなわけで今日は大紀町の「生活支援ハウス」を視察しました。質問で提案したいと思っているからです。写真をご覧下さい。なぜ、瀬古由起子さんもいっしょなのかって?実は、瀬古さんの夫様の実家が大紀町なのです。瀬古さんご夫婦は、今、お義母様の介護中で、その対応もあって、ちょうど、名古屋から帰ってみえたのです。それでいっしょに視察ということに。この写真は夫様に撮っていただきました。 


大紀町高齢者生活福祉センター」という名称です。
左手が廊下部分、右は個室、こんな部屋が7室あります。きれいでしょ。隣の社協のディサービスと日向ぼっこができるような明るい廊下でつながっています。現在5名が住んでみえます。私が視察したこの部屋は夫婦向きのお部屋で、4,5畳と6畳の和室、食事できるキッチン、洗面、トイレ付きでした。ほかに、お風呂、集会室、ボランテイァ室、ロビー。

平成2年にオープン。現在、建設費は上限3000万円が交付金措置されます。(多分、数年前まではもっと出ていたと思いますが)運営費は、平成16年まで国の補助がありましたが、今はなし。交付税には算入されます。
運営費は、管理人人件費320万円。職員はローテーションで対応。水道光熱費など諸々含めて5〜600万円というとこか?
 入居者の負担は一日300円です。食事は自分で調理し自己負担です。隣のディを利用してる人もみえます。
足など悪くなればヘルパーさんに来てもらうこともできます。


「生活支援ハウス」厚労省の運営事業実施要綱を見ますと…
目的は、高齢者に対して、介護支援機能、居住及び交流機能を総合的に提供し、安心して健康で明るい生活を送れるようにするというものです。
実施主体は市町村、条件付ですが委託も可。
対象は原則60歳以上の一人くらしの者、夫婦のみ世帯、家族の援助が困難な者。


鳥羽の離島にもぜひ欲しいですね〜。厚労省に問い合わせたら、離島振興法適用地域ならokとのこと。
介護保険施設ではないので、建設しても介護保険料には跳ね返りません。それどころか、抑制効果も期待できます。各離島の福祉センター的なものにもできるのではないでしょうか。建設費に交付金が出るのは大きいですね!ぜひ、鳥羽市も研究してほしいと思います。お世話いただいた大紀町の職員さんありがとうございました。