リサイクルパークがオープン

建設財源の確保 行政として心すべきことがある!
 11日、リサイクルパークがオープンしました。(場所はひだまりの横駐車場の一番奥)
皆さんもご承知のことと思いますが、もうどの町にも、この手のリサイクル施設があります。鳥羽は遅れていたので、とてもうれしいことです。NPOの皆さんに支えていただきながら、市民みんなで活用してごみ減量化へがんばっていきたいですね。
 当然のことですが、リサイクル施設の建設は大賛成です。でも、オープンは一つの節目、行政として、心しておかねばならないことが2つあることを指摘しておきたい。あいまいにしてはいけないことです。

 
 それは、建設にあたっての財源確保の問題です。
■本来、それは、市民が通常税金として納める一般財源で賄われて当然という性格のものだということです。
■そうではなくて、市が、ゴミ袋有料化して財源としたいというのであれば、その理由を市民に明らかにする必要があります。 そして、広く市民の意見を聞く、合意を得る努力をしなければなりません。


 今議会に提案されている予算書をみると、清掃手数料収入が昨年よりざっと3000万円増加しています。つまり、精査中ですが、三千万円が新たな市民負担ということです。
 本当に財源がないのでしょうか。ごみ有料化しなくても不要不急の事業と無駄遣いを省けば財源捻出は充分できると指摘してきました。上部団体への負担金補助1億円をカット、名張市のように職員互助会への公費補助全廃して1千万円、マリンタウン二期工事の中止、職員定数の見直し……。 市民負担の前に、まずやることでしょう。


 さて、さて、リサイクルパークをご紹介します。管理運営は市と「NPOとばリサイクルネットワーク」の市民の皆さんです。月曜日と年末年始以外の午前9時〜午後4時は開所。

   
<リサイクルパークオープン>       <てんすうくんポイント加算 これはうれしい!>
  
<開所中はいつでも出せます>       <衣装ケースで生ごみ減量化 指導してくれます> 

リユースショップ もったいないやん>

●リサイクルごみステーション
 開所時間中であればいつでも受け入れ。回収品目は「アルミ缶、スチール缶、ビン類、ペットボトル、その他プラスチック製容器包装、白色トレイ、その他紙製容器包装」です。
リユースショップ「もったいないやん」
 家庭で不用になったものを再利用(リユース)する場所。無料で引き取り、格安の価格で提供。対象となる品目は・食器類(新品に限る)・そのほか生活雑貨(きれいで使用可能なもの)※電化製品、家具、中古の寝具、自転車、食品などは対象外です。
●紙類リサイクルステーション(ポイント加算)
 紙類(新聞紙、雑誌、段ボール、牛乳パック)は鳥羽商店会「てんすうくんカード」へ1kgに対して1ポイント(100円の買い物分のポイントです)のポイント加算。それぞれ品目ごとに分別し、紙ヒモで縛って持参。
生ごみの堆肥化
 家庭で生ごみ堆肥ケース「ひなたぼっこ」にて1次処理したものを2次処理し、完熟堆肥にする施設です。