いせ9条の会 品川正治さんの講演

真情あふれる魂のことば
 品川正治さん(いせ9条の会)講演を聞きました。品川さんは元日本興和損保社長、経済同友会終身幹事です。

 「国家が起した戦争に、自分はどう向き合えばよいのか」 体にいくつもの手榴弾を巻きつけて中国で戦闘を繰り返す部隊に送られた若い私は常に自問自答しました。 しかし、これは間違いだったのです。 「戦争を起すのも人間なら、戦争を許さないことができるのも人間なのです」 これが、本当のテーマなのです。 今、戦争を起こしたがっている人間の顔、すぐに思い浮かぶでしょう。では、戦争を許さない人間の顔は…。 憲法9条の旗は解釈改憲でぼろぼろになっている。それでも、その旗ざおは、まだ国民は握って離していない。担ぐのは人間なのです。…
 真情あふれる魂のことばが、たんたんと積み重ねられていく…。戦後60年を見据えた財界人の直言。圧倒されました。勇気が湧いてきました。

品川正治さんの著書のご案内
「戦争の本当の怖さを知る」 
        −財界人の直言− 新日本出版社
「これからの日本の座標軸」    新日本出版社
「9条がつくる脱アメリカ型国家」 青灯社刊