加茂駅の安全確保で近鉄名古屋輸送統括部へ

無人の小学生通学駅 せめて「特急通過アナウンス」など安全対策向上を
 23日、加茂小の子たちが電車通学で利用する加茂駅の安全確保について、近鉄名古屋輸送統括部(四日市)に申し入れに出向きました。
 まず、お母さんから寄せられたご心配の手紙を(4/13日の幸子日記参照)対応してくださった運輸部運輸課長兼教習所長さんに紹介しました。父母の願いは午後の下校時の人員配置であるとお伝えするとともに、配置が無理な場合には、せめて「特急通過アナウンス」など安全対策を向上させてほしい旨、申し入れました。

 
 現在、鳥羽駅までの鳥羽線の各駅は無人駅でも「特急通過アナウンス」が実施されています。しかし、鳥羽駅から賢島駅間の志摩線は未実施です。駅は16あり、鳥羽、中之郷、赤碕、磯部、鵜方、賢島以外の10駅が無人駅。この中で、小学生の通学駅、特に問題は大人の利用客が少なく、子どもだけになる下校時です。 鳥羽では加茂駅です(志摩市磯部でも五知駅の通学安全確保の要望書が提出されています)。せめてアナウンスで元気な子どもたちに注意を喚起することは最優先であると思います。

 
 運輸課長さんは「ここまでお越しいただいたことを重く受け止めさせていただきます」として、
「アナウンス」については上部に伝え検討すること、とりあえずの改善策として、子どもたちの通学日には汽笛を鳴らすよう再徹底を行うことを約束してくれました。私も知らなかったのですが、毎回、汽笛を鳴らす行為は異例のことだそうです。下校時、開放感でいっぱいの子どもたちの注意を喚起するため徹底しますと。課長さんは当日午前中に、加茂駅の現地調査をしてくださったそうです。
近鉄鳥羽駅長さんにもお手紙の内容を伝え、善処を求めてきました。新学期現地で実情把握してもらっています。
子どもたちの命と安全を関係者みんなで守っていきたいと思います。 
 

近鉄加茂駅で調査 特急一時間に約5本通過>