4日から議会開会!

一般質問は7,8日です〜 
 私の一般質問、たくさんあって取捨選択が一苦労でしたが、以下の4点に絞りました。長くなりますがご紹介します。切実な問題ばかりです。

●第4次総合計画後期基本計画にともなう実施計画、及び各課の本年度主要施策について
 地方自治法第2条第4項は地方自治体に基本構想の策定を義務付けている。構想のもと基本計画と財政計画、実施計画に即して予算を編成し、行政を推進する。そこで次の諸点についてきく。
①本市の実施計画は17年度までしかない。本来なら18年度から20年度、もしくは22年度までの3年間、5年間の実施計画、財政計画がなくてはならない。平成18年9月定例会において当時の企画課長は「19年度の予算編成までには実施計画、財政計画をあわせて作成してまいりたい」と答弁した。両計画は作成したのか。
②財政計画なき基本計画は空論に陥る。すでに後期計画の第2年度に入っているが、各課は「後期基本計画」に即した実施計画、財政計画をどのように検討したか。各課長は新年度に当たってなにを重点施策として実行するのか。企画財政課長、総務課長、市民課長、税務課長、健康福祉課長、環境課長、農水商工観光課長、建設課長、定期船課長、会計課長、水道課長、教育委員会総務課長、消防長、それぞれの「市民に約束できるわが課の今年度の仕事」の説明を求める。


●市発注公共工事、物品物件の地元優先について
 1年前の6月定例会における地元優先発注についての質問に対し、市長は「できるところは地元企業育成のために優先していきたい」と答弁した。そこで次の諸点についてきく。
①この1年間、地元優先発注のために市はどのような改善対策を講じたか。改善効果はどのように現れているか。
②環境課が発注したごみ収集入札結果はどこを改善したか。
③健康福祉課が所管する僻地診療所医薬品の年間購入額はどれだけか。うち市内業者発注額はどうか。その額の5年前はどうだったか。地元優先改善策をどうとったか。
④定期船課発注の船員衣料品についてはどうか。
⑤総務課発注の物品物件はどうか。


●離島の人口定住を支える佐田浜・鳥羽駅西駐車場の位置づけについて
①佐田浜駐車場の利用優先策の拡充について
 佐田浜桟橋から遠い鳥羽駅西駐車場について深刻な苦情が出ている。会社の始業時間に遅刻するため佐田浜駐車場への移動を申請したが不許可とされた事例もある。離島に住み島外に勤務する住民の定住支援は、離島人口減対策の大事な問題ではないか。また、幼児を抱えたお母さんたちの苦労を支える優先策拡充を検討すべきではないか。
②優先策拡充のネックは観光客用の佐田浜駐車場確保の難しさにある。一方、鳥羽駅西駐車場は定期利用限定のため、常時空きがあり、財政的にも問題となっている。観光客も利用できるように、改善策を講じるべきではないか。
③離島住民の場合、佐田浜駐車場と鳥羽駅西駐車場ではその利便性に大きな差があるにもかかわらず同一料金である。鳥羽駅西駐車場の料金を値下げすれば、住民ニーズによる選択移動が可能ではないか。


●乳幼児医療費助成制度の対象年齢を通院についても就学前まで引き上げる施策について
 現在、県下の29市町のうち、就学前無料化実施もしくは今年度実施予定自治体は14市町ある。県制度に独自施策を上乗せしている自治体を合わせれば16自治体で過半数を超える。ところが本市は県制度のみ実施の最低ランクにとどまったままである。どのように改善するつもりか。乳幼児医療費助成の無料化年齢の拡大実施を検討すべきではないか。