今年も三重県母親大会

憲法は「絵に描いた餅」ではなく「食べれる餅」?〜! 
 三重県母親大会で二宮厚美先生(神戸大学)の講演を聞きました。
 雇用の格差が、所得、消費、教育、健康…あらゆる格差に波及し、不平等と貧困がひろがっている。ネットカフェ難民などワーキングプアー500万人の一方で、金持ち向きには、持ち帰りのカレーが一万円とか、ペットボトル水1リットルが5千円とかの商売が繁盛、びっくりするほどの格差がひろがっている。
 
 「富める者は多く、貧しき者には少なく」という税負担が変えられようとしている。所得再分配は、この垂直型から水平型へ。つまり、大企業法人税は減税し、一方、消費税(参議院選挙が終われば値上げが待っている)、住民税など庶民増税で賄うというしくみ。

憲法は庶民の命綱になる。憲法の力を社会の隅々に生かそう。憲法は「絵に描いた餅」ではなく「食べれる餅」なのだ。(この言いまわしは的確で面白い…底辺にいる人には身につまされる表現です)