市長と議会の関係 

 「委員長報告《プール建設》を前向きに検討したい」  
 今日は議会最終日。各常任委員会の委員長報告が行われ議案が採決される日です。文教産業委員会では、鳥羽小学校へのプール建設を求める議員と教委の熱い議論になり、市の教育後回し姿勢を厳しく追求したらしい。もっとも、発言は寺本春夫委員長と尾崎幹議員に集中したらしいが(夫の「編集長傍聴記」によると)。私もこの熱い議論に仲間入りしたかった!(所属が違うので残念)
それほど、プール建設は子どもたち、先生、父母の切なる願いなのです
 
 さて、市長が「文教産業委員会の報告を前向きに検討したい」と、異例の閉会挨拶をしました。 「えっ、ひょっとして〜プール建設かも!!」とピーーンときた私。 すぐ、寺本委員長に聞くと、やっぱりそうでした。 財政裏づけも含めて「前向き」に動いています。 朗報です〜。 市民の願いを背にがんばってくれた両議員、そして、議会の指摘を受けて、市民の願いに真摯に向き合ってくれた市長の姿勢が私には本当にうれしいです。
こういう市長と議会の関係は、住民から選ばれた地方自治機関としての本来の姿だと思います。


 それにしても、新人議員の頃から、「プールがないのは鳥羽だけだ」と県下の自治体の実情を調べ、議会や「鳥羽民報」で、教育予算の最優先を訴えてきました。早や10年です。感慨無量です。


 プールなど教育予算などの財源捻出は、当局とともに議会も知恵を出さねばなりません。ちょうど、今日は、市議会の「行財政改革推進委員会」の副委員長に選出されたばかりです(委員長は村山俊幸議員)。 無駄を省いて、やりくりして、子どもたちのための財源をつくらなくちゃ!!