議会の第1回自主勉強会

 鳥羽が元気になる!夢と希望の湧く行革に! 
 17日は、議会の行財政改革推進委員会の第1回自主勉強会でした。新人議員4名を含む11名の参加でスタートしました。やっぱり、市民の危機感と期待とが反映されてる…そう実感します。勉強会の方法や、議会に委員会を設置する意義、日頃の疑問等、率直にフリートークで意見交換をしました。
 
 当局策定の「集中改革プラン」を撫でるような議論ではなくて、しっかり現状を学びつつ、議会独自の見解をどう出していくか。その根本の議論が基本になりました。

 
 事務事業の見直し一つとっても、当局は経費削減で決めるが、では市民代表である議会はそれでいいのか。議会はどんなものさしで判断すればよいのか。行革には目的、理念が必要。しかし、この集中改革プランの目的は経費削減だ。どんどんお金を削って、夢も希望もない鳥羽市になってしまったらどうするのか。鳥羽が元気の出る行革でないとだめではないか。

 
 職員定数の適正化は当然のことだが、問題はそれだけではない。職員の意識改革こそ肝心なこと。どんな職員を市と市民は求めるのか。職員育成と研修が課題ではないか。真面目な職員の負担が大きくて早期退職してしまう傾向にはないのか。もっと、県や、民間、先進自治体との人事交流を実施すべきではないのか。市税等の財源確保の点でも、市税滞納整理の強化が中心になっている。しかし、滞納は固定資産税に集中している、払えないからだ。担税力強化、市内産業育成こそ議会は考えなくてはいけない。……
 
 それにしても、市の行革推進委員会はわずが6回の審議で、「集中改革プラン」に対して市長への答申案をまとめるといいます。いったい、そんなことが可能なのか…。こんな大事なことなのに。みんなが口を揃えた。次回勉強会は20日。