子育て支援前進へ 私の一般質問に答弁 

子育て支援センターを充実する、一時保育を実施する
保育士正規職員を採用する

 私の一般質問の3点目、保育所待機児童問題を取り上げました。
年度当初すぐの5月から待機児童が出ていた問題で今後の方向を質しました。これに対して、緊急入所ケースをチェックできなかった問題では、今後は改善すると明言。また、子育て支援センターへの人員増と次世代育成支援計画で課題とした「一時保育」も実施し、待機児童解消への対応を整えるとしました。健康福祉課の積極姿勢は評価できます。大切なのは、課トップの前向き姿勢が、窓口担当者まで徹底されるかどうかです。市長が子育て支援でやる気でも、実際の窓口は旧態依然というのでは、若い方はがっくりします。訪ずれる若いお母さんを励ます心のこもった親切な窓口対応でなくては。抜本改善をしてほしい。
 
 担当課は「待機児童を解消したくても、臨時、嘱託職員の確保が厳しい」と嘆きます。それもそのはずで、平成14年度から正規職員採用はゼロ。若い保育士も故郷で就職できない状況です。そのため左記のようなアンバランスな年齢構成に陥っています。「いったい、鳥羽の保育はすべて臨時でいく気なのか」と質しました。総務課長は「年齢構成も考え正規職員を採用したい」と答弁。これは画期的です。市民サービスに密着した保育、福祉、教育、環境部門等に人材配置するのは当然のことです。

―総務課提出資料―
<保育士の年代別構成>
 〜29歳−3名/30歳〜39歳−12名/40歳〜49歳−22名/50歳〜60歳−25名/合計62名
<過去10年採用者数>
平成10年−0/平成11年−2名/平成12年−1名/平成13年−2名/平成14年−1名/平成15年−0/平成16年−0/平成17年−0/平成18年−0/平成19年−0


総務民生常任委員会が「子育て支援センター」視察

■総合子ども相談・母子寡婦福祉相談
今年から総合相談はひだまりから青空保育所の2階に移りました。一般質問の事前調査で、平成18年の総合相談件数は実に約200件、うち虐待件数(ネグレクト等含む)は継続見守りも含めて28件というお話を聞き、本当に驚きました。議会としても鳥羽の子育て家庭の虐待の状況をしっかり把握していかねばと痛感しました。深刻なものから些細なことまで、裾野広く、気軽に相談ができる体制はとても大事ですね。
子育て支援センター「だっこ」
今年6月1日スタートしました。乳幼児を家庭で育てている保護者が子育ての悩みを相談したり、情報交換や仲間づくりの場として利用できます。毎週火・水・金、午前9時半〜11時半、午後12時半〜15時半。電話相談はいつでも受け付けてます。電話25−7221どんどん利用してください。

「若いお父さんの利用も大歓迎です」と山本健康福祉課長。

「スタッフがやさしく面白くお迎えしますよ」ユーモアあふれる山本所長。

親子で自由なひとときを〜。アドバイスもOK。

悩んでるお母さん、お父さん、どんどん青空保育所2楷へきてみてください。
遠いけど、離島や長岡、鏡浦地区の方もどうぞ〜。