こんな法つくった国が悪い!年金問題も同じ

関連議案を通すのは苦渋の選択 国への意見書で意志表明する 
 年金問題への政府の無責任さ…神妙なのは選挙のときだけぐらいか…あきれますね、腹が立つと言うよりもう情けない。政権担当能力がないのでは、そんな感すらするのは私だけかしら…。
 
 その点で、今、医師会や自治体団体、年金暮らし高齢者から怒り沸騰の「後期高齢者医療制度」も、まさに同じです。 今議会に、関連の議案が出ました。これをめぐって、総務民生常任委員会は大議論。実は、一般質問でこの問題を取り上げたのですが、なんせ時間不足。続きをみんなで議論できてほっとした。「4月から実施と自ら言ってるのに国は具体的なことを明らかにしない。いったい、どういうことか」「いつも困るのは自治体だ」「これは悪法だ。高齢者泣かせだ」「多くの該当者は4月の年金天引きで初めて仰天するだろう。市役所窓口に怒りが殺到するに違いない。法律を決めた国の責任で国民に知らせるべきだ」「市議会が無条件に賛成すれば、市民には、法の中身まで賛成という誤解を与えかねない」……。
 
 そこで、委員会としては、広域連合に参加している以上、議案を通さないわけにもいかず、かといって、この悪法で市民が困るのは目にみえている。議会は高い保険料の年金天引きに進んで賛同しているのではないのだ。 その意思表明として、国に対して制度の抜本見直しを求める意見書を送付しようと全委員が一致した。 委員がそれぞれの同会派議員の承諾を得て、最終日に全議員の理解を得ようとまとまった。
地方分権の時代、住民の身近にある自治体・議会がモノ言っていかないと大変なことになる。この国は…。


高齢者医療制度って?75歳以上の高齢者の医療制度を別立てにする。保険料は年金から天引き(年金年額が18万円以下は納める)。肝心の保険料はいくらか。 三重県の場合、年金額120万円以下は月919円。つまり、年金が月1,5万円や3万円の人も919円を支払わねばならない。年金額208万円だと月6176円。
さらに、70歳から74歳までの医療費窓口負担が1割から2割に増額される。滞納者は保険証をとりあげられる。などなど  

 
写真を整理してたら、未紹介のものを発見。尾鷲市役所と熊野市の玄関。どこでも、自治体の拠って立つ産業関連品が展示されている。鳥羽市役所は寂しすぎませんか…。