こんな鳥羽市議会では恥ずかしい!

「署名不受理」問題で申し入れ
     「改めて署名が提出された場合は受け取ると提出者に伝えた」- と議長

早朝、「署名不受理」の各紙に目を通した。
全紙が「竹内議長は継続審議となっていることを理由に受理しなかった」と書いた。提出者である中村会長の発言については「市民の権利は主義、主張できないのか。これでは民主主義とはいえない」「審査中だからこそ出しているのだ。審理していると、市民は何も言えないのか」「署名をしてくれた市民の思いは、議会にどう伝えたら良いのか」と伝えていた。
改めて驚いた。昨日の議長の言い訳「理解していただいた」とは、雲泥の差があるではないか。よくも、よくも。
二度呆れた。


早速、携帯が鳴った。
「市民の署名を受理しない理由などあるか。議会改革の流れに逆行している」「市民の恥だ」お叱りの電話だった。市民の皆さんのご怒りは当然だ。私まで議員の一人として顔に泥を塗られた、恥をかかされた思いだ。


私は、早速、議会に連絡し、全員協議会を召集し、
議長から今回の説明と陳謝、是正の方向を報告する措置をとるよう求めた。
議長がまだ登庁していなかったため、議会事務局長に検討を求めた。
ところが、局長からの回答は、会派代表者に計ったが全員協議会は開かないことになった、というもので、あとは四の五の、四の五の、まったく要領を得ず、事実が確認できない。議会事務局長として職務を果たせなかったことを心底反省しているのか。
埒が明かないので、私は、午後、議長に対して、以下の申し入れを文書で提出した。


この際、議長は、中村会長に連絡をとり、自分の立場を理解してもらった。再度の提出の際には受理する旨を伝えたと回答した。提出者と議長の個人的付き合いなど何も関係ない。まだ、公私混同している。
議長として堂々と粛々と任にあたれ!びびって判断を誤ってどうするのだ!そう「激励」しておいた。



市議会議長 竹内久 様
申し入れ書

2008年5月21日       市議会議員  戸上幸子

 今回の署名簿不受理に関して、新聞各紙が報じたこともあり、市民の間でいま大きな問題になっています。
 私たち、議員に対しても疑念の声が各方面から集中しました。個々の議員としても、議会としても有権者・市民にきちんとことの経過と見解を報告しなければなりません。
 そこで次の諸点について議長に申し入れますので、善処願います。

                  記

1、署名簿不受理にいたった経過を時系列で明らかにしてください
2、議長として反省し、請願人に陳謝し、すみやかに受理しなければなりません。どうしますか。
3、 記者会見を開くなどして市民にきちんと報告する責任があると思いますが、どうしますか。現在の所見を述べて下さい
4、議員は市民から質問を受けながら新聞報道でしか知りえない状況も起きています。直ちに全員協議会を開催して、まず議員全員に報告し、議会の意見も真摯に聞き、陳謝することが必要ではありませんか。
 以上について、23日までに文書でご回答ください。


■今日はポスター張りの予定だったけど、この問題に時間をとられて完了に至らず。予定してた市政聞き取りも先延ばし。迷惑千万だわ…!