備えをしたくても庶民は先立つものが…

「国の耐震補強工事への補助は使えないよ〜」 
 

 さて、17日は阪神大震災から14。日頃の備えに心する日でしたね。
木造にお住まいの1さんから
「国の耐震補強工事への補助は使えないよ〜」
「もっと、庶民が利用できる制度にしてよ。頼みますよ」とタイムリーなご指摘。
まったく、おっしゃる通りですよね。
思わず、私も、「テレビでエライさんが 『国も無料耐震、補強工事に補助してます』 
まことしやかに説明してるけど、
評点が0,7以下のものを評点1,0以上にする工事に対して
上限61万円の補助では、とても庶民は費用が足りませんよ」と怒り意気投合。


市担当課に聞くと、無料診断100件に対して工事2件が近隣の標準なんだとか。
それからすると、鳥羽も無料診断100件を越えたので
早く実績ゼロの汚名を返上したい―と歯軋りしてる様子。
市民も自治体も利用しづらい補助制度では意味がない。


14年前、議員ホヤホヤの頃、震災ボランティアから帰った私は
鳥羽の木造家屋を見ると、神戸を思い出して胸が締め付けられた…。圧死の恐怖。
もっと、高齢者が利用しやすい補助制度にできないものなのか。