宇野港再開発視察報告2

賑わい拠点施設も運営苦しく!

■下写真、中央の産業振興ビルの左下平屋の建物が、「宇野港にぎわい創出拠点施設」です。玉野市が市観光協会に約5000万円の補助金を出して建設しましたが、苦戦しています。広さ約400平方m。人気シェフを起用するなど工夫をしましたが、テナント業者がこれまで3回も撤退し運営継続が厳しい事態。本来は宇野港の賑わい拠点の役割を担っていましたが、やはり、道路・駅から遠く人の目にふれない地理的状況が原因の一つとのこと。


■下の写真は、体験型アート施設。
JR宇野駅近くにある倉庫を若い芸術家に提供し、住民との交流、観光客のスポットしても活用しています。ギァラリーもあります。これは素敵なアイデアですね。
木の工芸作品や絵画、発砲スチロールのでっかい金目鯛など子どもたちが喜びそうな作品もありました。まちのイベントにも活躍しているとか。
結局、人を惹きつけるのは文化・芸術なのかな…。
みんなで見学しました。



■視察は先進事例だけでなく、困難や失敗例にも学び成果を得ることもあります。
今回、玉野市に議会事務局が視察のお願いをした際、再開発事業がまだ十分な成果が得られていないとして快諾はいただけなかったとか。
 マリンタウン事業、菅島の人工島、鳥羽市玉野市と同じで公共事業で箱物はできたけど、
身の丈よりはるかに大きくて…さぁどう活用しようか。
まさに同じ課題に直面しています。
今後、ターミナル建設、埋立緑地公園、港湾センター土地…と佐田浜一帯の活用策が図られます。
こらからにいきるタイムリーな視察でした。
皆さんへの情報公開に努めていきます。