全員協議会2 横領問題の情報公開開示

なぜ、領収書の提出が遅かったのか!調査は進んでいるのか!
     懲戒審査委員会の責任は重い…!


<全員協議会2>
■商工会議所の定額給付金プレミアム付き商品券発行へ補助

定額給付金の支給について、商工会議所などからプレミアム付き商品券発行の強い要望があり、
発行する商工会議所に対し、補助事業として1000万円を交付することになりました。
27日の臨時議会に提案されます。
鳥羽市定額給付金の総額が3億5900万円。
そのうち1億円に対して、その1割である1000万円を補助します。
発行部数10000部。1千円券の11枚綴りです。
発行は5月7日から。商工会議所、市民文化会館など。


国の定額給付金には反対ですが、決まった以上は、少しでも鳥羽市の経済活性化に役立てたいです。
皆さん、ぜひ、活用してくださいね!!
こんなものいらないとお怒りの方、受け取らないと国に返還されてしまいます。市に寄付してくださいね!


■建設課の民間団体の金の横領事件の報告
平成17年から20年までに横領した116万752円を、関与した職員2名が鳥羽市海岸事業推進協議会に返還した。また、協議会は10日付で解散したとの報告がありました。
これに対して議会からは「返還して済む問題ではない」「横領事件だ、どろぼうだ」「接待を受けた職員は出張費との二重取りだ。返還させるべき」「議員も4名が関係した。議会がまず返還すべきだ」「漁業者の金を、ダム対策などに使うなど許せない」…尾崎、寺本、村山、木村の各議員らから厳しい指摘が相次ぎました。当然です。


私も、「なぜ、議会が求めた領収書の提出が遅れているのか」「関係した職員がいまも職務についている。本来、自宅謹慎ではないのか。こんなに鳥羽市民が恥かしい思いをしても市は処分しないのかと市民の声が殺到している。調査を急ぎ、早くけじめをつけるべきだ」「前回も今回の報告会も、市長は『厳正な処分をしたい』と表明しているが、関わった職員がいまも『判断誤り』などどいっている。市民常識と市懲戒審査委員会(委員長は現副市長)の認識に乖離がある。市民の信頼回復を得る対応と処分が必要だ」などなど…。

これに対し当局は
「領収書は本日議会事務局に提出しました」。えっ、議員一同がびっくり。「私はまだ承知していませんが」と竹内議長も。議長も知らなかったのです。「議長に詳細な説明をした上で提出すべきでしょ」と私。よほど出したくない中身だったんでしょうね…!


各議員が指摘した接待を受けた職員の返還について、懲戒審査委員会はまったく視野に入れていなかったが判明した。なんと、です。
私も、接待を受けた職員がどう認識していたのか、まず調査すべきだと指摘しました。(これも調査していませんでした)
市長は、今後、職員への調査に前向きな姿勢を示しました。


■領収書を1枚1枚見て、目的と対象を聞きとりました。
    えっ〜、うそ〜でしょ

実は、タイムリーなことに、この全協終了後、この問題について情報公開請求の開示を設定していました。
公開された領収書を1枚1枚見て、目的と対象を聞きとりました。
やっと、全体像が掴めました。
えっ〜、うそ〜でしょの連続です。


当初の説明書では「国等への要望活動の手土産、食事代」とあります。
ところが、そんなきれいごとではなかったのです。(続く)