時代錯誤もここまでとは!

ダム陳情、東京タワー入場券まで、9名7,380円! 
    監視役の議員まで信じられない。箍が緩んでいる


私が、一番驚いたのは官官接待を始めたことです。
時代に逆行する感覚は市民常識では理解しがたいものです。
次に、ダム陳情関連の突出です。
19年度の主だったものをひろってみると―


■4月5日=新年度、県土整備部への挨拶回り。
名刺配りの際、代表に干しカキを2万4000円。
同じく13日、今度は志摩土木事務所に干しカキ5万2800円。


■6月28日=県との新年度懇親会。
初めて開催しました。会費5,000円で、志摩建設部16名と市長,副市長以下建設課職員12名。
その不足分として75,350円使用。
えっと驚くのが、2次会。3人で15,000円。
まったくの飲み食いではありませんか。
でも、これで驚くのはまだ早い。
志摩建設部16名に、2,500円のサザエの手土産(計40,000円)まで持たしました。
市はどんな目的、県はどんな理由で受けとったのでしょうか。


■7月14日=災害待機の夜食5,000円。
当然、職員には時間外手当が支給されています。
職員の話では各自自宅から持参したり、自分で買ったりが普通だそうです。
建設課職員に聞くと課長の奢りだと思っていた人が多いです。



■7月24日=志摩建設部との交流ソフトボール大会。
おにぎり、飲み物など13,961円。


■ダム関連
10月12日=名刺ホルダー2,772円。名刺代3名6,300円(参加者の各自名刺持参)
10月22日=国への手土産9,750円。
10月23日=ダム陳情昼食(車中弁当)10名11,500円。
夕食10名50,098円。つまみ、ビール7,714円。
参加者にお礼まで持たせました。8名に手土産9,450円。
目を疑うのが、東京タワー入場券9名7,380円。
誰もどこから費用がでてるのか疑問に思わなかったのでしょうか。
監視役の議員まで含まれています。


■11月3日=県土整備部へ手土産カキ4000円、干物5,250円。
志摩建設部へ海苔16個28,800。
1月10日=海苔9,000円…。

ざっと、こんな具合です。


これって「判断の誤り」で済む話でしょうか。
大きく問題は4つあると感じます。
1、官官接待の復活。
2、当時の課長が職員の飲み食いに自分のポケットマネーのように使用したこと。
3、本来、チェックすべき議員まで接待されたこと。この領収書の内容をからして知らなかったで済む問題ではないこと。
4、議会審議の軽視。ダム対策予算は決算委員会審議を経て縮小された。それを課幹部が無視した。


箍が緩んでいるのでは…!