今回の処分に市民世論は反映されたのでしょうか

前課長は停職3か月、現課長は減給10分の1、6か月の懲戒処分
市長は自分が思っていたものより厳しかったとの見解


臨時議会の後、議会全員協議会が開かれました。
建設課の民間団体の金の横領事件の処分について報告がありました。
前課長は停職3か月、現課長は減給10分の1、6か月の懲戒処分というものです。


これは、市民の皆さんの思いにかなうものでしょうか。
私は「甘い」と言わざるをえません。
「停職3か月でまた再任用で復帰するのか。そんなことが市民に認められることなのか。
懲戒審査委員会に一人でも市民代表が入っていたら、こんな結果は出なかった。
役所の感覚と市民常識がすれ違っている。それがまだわかっていない」
と指摘しました。
そうしたら、市長は本日付で前課長から辞表が提出され受理しましたと報告。
しかし、だからいいということではありません。


市長は懲戒審査委員会の処分内容について自分が思っていたものより厳しかったと見解を表明。
これには、議員からブーイングが起こりました。
皆さん、どう思われますか。私はがっかりです。
どうも、市長は個人的な思いに左右しているような気がしてなりません。


まだまだ市民の本音の声が市長に届いてないのだ、と痛感します。
今回の処分に市民世論は反映されたのでしょうか。
自治基本条例の制定を視野にもっと市幹部、役所全体が勉強しなくてはいけません。


尾崎、寺本、村山の各議員等から、それぞれの角度から指摘がありました。
そして、今回は野村議員からも
「怒りの声が私のところにも届く。市民の思いからしてこの処分は甘いと思います」と
表明がありました。いつもは厳しい意見は吐かない同議員がきっぱりそう言ったので
今回の処分の甘さが際立ちました。
(続く)