農林水産祭天皇杯受賞!!

海の森を取り戻せ!アラメ場造成の方法を確立!
     鳥羽磯部漁協、答志青壮年部の挑戦―


本当にうれしく誇らしいニュースが飛び込んできました。
鳥羽磯部漁協の答志青壮年部が、なんと、21年度農林水産祭天皇杯を受賞することに決まったのです。受賞理由はアラメ場造成の方法を確立したことです。


磯焼け(海藻が死滅すること)特にアラメ場の縮小が進み、アラメをエサとするアワビ、サザエが減少しています。そこで、青壮年部は市水産研究所と連携し、地元にある自然石にアラメを植栽し、
食害防止用ネットを設置しアラメ場を造成することに成功したのです。


しかも、海底での作業が不可欠のため、自らダイバー資格をとって経費を削減しました。すでに周辺地域に普及し、磯焼けに悩む沿岸地域に希望を与えているのです。……
素晴らしいではありませんか。


鳥羽市ホームページ、農水商工課、「水産研究所」をご覧ください!
  研究員の跡継ぎを早く採用して!漁師の声相次ぐ〜 


写真入りで受賞の取り組みがアップされています。
水産研究所は漁業者の拠り所です。正職研究員はたったの1名で奮闘してくれています。天皇杯受賞レベルの取り組みは研究員の支えがあってこそなのです。でも、あと数年で定年。議会報告会でも「跡継ぎを早く採用して!」漁師さんの声が相次ぎました。