臨時議会が開かれました

台風の災害復旧に4500万円


10日、臨時議会が開かれました。主な議案は2つです。ひとつは、災害復旧費の補正予算です。台風18号により、漁業はじめ、学校施設など公共施設等に被害が発生しました。緊急復旧のため、歳入歳出それぞれ4,500万円を追加しました。
農林水産業費として「県沿岸漁場整備事業補助金」に1400万円(県800万円、市600万円)を計上。例のカキ筏の流出、移動による被害にに対して漁場の清掃・整理を行う経費への補助。実施箇所:浦村、安楽島、和具浦、桃取、小浜。総事業費は2000万円。
■災害復旧費として3100万円。道路、公園、公営住宅。漁港施設、農業用施設。保育所、老人憩いの家補修経費。菅島・神島等学校施設。池上など公民館。小浜等の消防施設など。


鳥羽東中耐震・大規模工事
      5940万円の増額変更


もうひとつは工事請負変更契約の締結です。鳥羽東中学校の校舎と体育館の耐震補強・大規模改修工事が実施されています。今回はその工事費として5,940万9千円を増額し、契約金額を2億8,725万9千円とするものです。
増額の理由は2つです。ひとつは実際の調査段階で変更を迫られたもの。もう一つは、落札率が57,98%となり予算に余裕が出たことから、当初は耐震補強にともなう影響部分のみの改修を予定していましたが、それ以外の教室の天井、壁、床の改修なども実施することになったものです。少しでも、子どもたちの安全な教育環境整備が進むことは本当にうれしいことです。(※指名競争入札のため最低制限価格設定なし。落札業者は大手市外業者が主)