国道167号トンネル工事残土処理について志摩土木の説明会

県志摩土木事務所が、堅神町民と議会、市の意向をくんで
どんなにか真剣に再検討してくれているのだろう…期待していたのに
 資料にも説明にも、真剣さは感じられなかった…



堅神の残土処理で議会が住民請願をうけて県知事に意見書を送付した件について
県が再検討結果を議会に報告したいというので、昨日、議会全員協議会が開かれました。
議長からの通知には「国道167号トンネル工事に伴う残土処理についての説明会」とあります。
意見書を送付したのは9月議会のことでもう3ヶ月近くになります。こんなに時間を費やしているのだから、県志摩土木事務所は、堅神町民と議会、市の意向をくんでどんなにか真剣に再検討してくれているのだろうと、期待感をもって出席しました。


ところが、もうがっくりでした。
まず、提出された資料は「発生土処理検討表」たったの(A4一枚)一枚、その記載も1から6までの工法を示しただけ。肝心の検討結果の記載なし。たとえば、1の工法「廃棄物最終処分場」の欄をみると、「構造」の記載は「遮水工」、「処理方法」の記載は「廃棄物最終処分場へ運搬し埋め立てる」というものです。こんな「小学生」相手のような資料なんて、鳥羽市議会を小馬鹿にしているのでないのか…、まぁ、普通の社会人ならそう疑うでしょう。


実は、あとで役所内でも話題になったのですが、鳥羽の方がよっぽど、資料も説明責任も充実しています。私だって、このときばかりは(失礼)鳥羽市役所職員を誇りに思ったぐらいなのです。
「いかに、県が真剣に努力したか」私はその報告を聞きたかったのですが、その資料にもその説明にも、真剣さは感じられないもので苛立ちました。(続く)