「市議会だより編集委員会」

9割の市民に読まれている―「知る機会はこれしかない」と
  市民の声、顔の出る常設企画、決算委員会の掲載、次期へ


■2日は今年度最後の「市議会だより編集委員会」でした。
議会基本条例策定ともあいまって議会の広報活動をどうしていくか。
紙面充実のためには、議会として計画性と継続性が必要です。
方向性もないままの一年任期では発行だけに終わってしまう。
それで、次年度の委員会に対して、「課題」を文書で申し送ることにしました。


 ちょうど、議会事務局が県の市町村議会広報研修会に参加し、鳥羽の議会だよりへの講師のアドバイスを録音してきてくれたので大助かり。なにせ、他市町を踏まえた客観評価ですから。まず、これを聞き、みなで意見交換。
市民の声を顔の出る常設企画の創設や、決算・予算委員会記事の掲載と充実など、非常に的確な指摘であり、次期への申し送りを提案、賛同を得ました。
正副委員長(山本議員と戸上)でポイントをまとめることに。
議会全体の動きを丁寧に市民にメッセージするたよりにしたいです。


■自分の広報活動である「鳥羽民報」「幸子だより」「ホームページ」などには、市民のダイレクトな反応や期待が自分自身に寄せられるので、その充実に力が入ります。
一方、「議会だより」への感想を聞くことは稀です。声があれば、がんばらなくちゃとなるのですが…。(※魅力ある紙面になっていないからなのですが…!!)


■ところが、です。
議会報告会での市民アンケート調査結果が2月に出ました。
それを見ると、とば市議会だよりを読んでいますか、の問に対し、「どの記事も読む」31%、「関心のあるものだけ読む」58%、あわせて9割の市民に読まれていることがわかったのです。


主な意見として―
「知ってる議員の質問のみ読んでる感じ」
「市議会の内容が把握できる」
「内容を知る機会がこれしかない」
「関心のあるものは読んでもわかるが、全体的にはわかりにくい」
「市議会の動きを知りたい」

皆さんの声をしっかり受け止めて紙面改革につなげたいと思った次第です。