議会も最小の経費で最大の効果をあげねばなりません

任意団体の海外視察旅行に市民の税金を投入することは
    市民の納得が得られません。自費で行くべきでは。


10日に開会した6月議会も今日で閉会。
それにしても、昨日、今日の暑いこと。昨日は参院選の法定ビラを配布してたらなんだかフラフラ、あわてて水分補給した…。
さて、さて、議会も暑苦しい話題。今日は、補正予算計上された、日中友好促進三重県市議会連盟訪中使節団への参加負担金、議員2名分、50万円について私は反対討論しました。なぜ、議会基本条例を策定しようというとき、このような予算を議会は計上するのか。私には理解しがたいものがあります。ふぅ。過日の全員協議会で私は率直に問題提起してみたのですが、一人も賛同者はなく、今日の討論となった次第です。


日中友好促進三重県市議会連盟は、県内の複数の市の議員個人の会費により運営している任意団体です。県下14市中、加盟は半数の7市です。そのなかでも、今年度、参加負担金を予算計上したのは鳥羽市を入れてたった3市のみです。このような任意団体の海外視察旅行に市民の税金を投入することは市民の納得が得られません。


予算計上にあたっては、その事業の目的と、費用対効果が問われます。最小の経費で最大の効果をあげねばなりません。多くの市が、行革の中で、市民の理解が得られないとして連盟を脱退しています。一般教養や一般友好なら自費で行くべきだと私は考えます。


仮に、日中友好に公費を投入するというのであれば、未来ある子どもたちの世代の交流こそ、友好平和と観光の両面で効果を期待できるものと考えます」