どう考えてもおかしいヨ!三役・議員の期末手当アップ

 臨時議会が開かれました。市当局から、①人事院勧告にもとづき官民格差を是正するための職員の給与条例の一部を改正する議案②市長・助役の期末手当引き上げ③教育長の期末手当引き上げ④議員の期末手当引き上げ、計4議案が上程されました。

 
 まず、職員の場合ですが―
・給料の改正 △0,3%(平均)
・手当の改正
(ア)初任給△月額1000円
(イ)扶養手当△月額500円
(ウ)勤勉手当 0,05カ月分アップ
 つまり、給料や扶養手当の引き下げ分を期末勤勉手当の引き上げで緩和する改正です。これはやむをえない措置で賛成しました。


 ところが、ところが…です。問題は、議会と市の最高幹部の期末手当を0,05カ月分引き上げる議案です。給料の減額をしていないのに、期末手当だけは職員と同様に引き上げるというのです!
これはどう考えてもおかしいでしょう?!筋が通らず、納税者に説明がつきません。私はよう説明しません!3議案に反対しました。


 ましてや、議会は、9月議会で自分たちだけ期末手当引き下げを見送ったのです!


 でも、今回は青葉クラブが、さすがに④の議員の引き上げには反対しました。結局、私を入れて5名が反対、議長を除いて12名が賛成。あと、4名で否決できたのになぁ!本当に皆こんなことでいいって思ってるのかな〜?


 ところで、今日、志摩市の友人議員と話してたら「志摩市は職員の給与改正条例1本だよ。なんで三役やら議会が出てくるの?」と反対に尋ねられてしまいました。


 厳しい予算編成の折り、当局が、こんな提案をすること(できること)自体、どういう感覚なのかと首をかしげます。
 市長の考えなのかしら?それとも、総務課の提案が精査なくすすむのかしら?財政健全化をめざす財政課との整合性は?
 
 とことん責任の所在を知りたい!今夜の私なのです。
 
 それにしても、甘い!!