福祉部門には福祉希望の職員配置を

今日から師走。暖かくてもうすぐお正月なんて思えないほどです。
さて、毎月1日は「鳥羽民報」の発行日なので結構忙しい。

 早速、Bさんとおっしゃる方から「暮らしホットラインを見て、年越しの生活資金を借りたいのですが…」と相談が入りました。私の事務所で、簡単に誠実な方であることを確認し(なにせ初対面ですから)いっしょに社会福祉協議会へ直行。担当職員○田くんが対応してくれました。彼は、常にテキパキと仕事をこなしてくれる頼もしい職員さんです。


 Bさんに対しても、まず、私は守秘義務を守るので安心してください、貸付金は市民の皆さんの税金なので無理のない計画で完済してください、この制度の利用は市民であるBさんの権利です、恥ずかしいことではないのですよ、(Bさんが恥ずかしながらお願いにきたと言ったので)……と説明をしました。
私は隣で聞いてて、しっかりと研修を積み、心のこもった福祉の仕事をしてくれてるな、とうれしくなりました。社会福祉協議会の良さかもしれませんね。福祉をやりたい人材ばかりが集まってくるのですから。気さくないい職員さんがたくさんいます。



 市役所だとなかなかこうはいきません。相談にみえる市民の皆さんへの職員の対応、耳を疑うこともあります。もちろん一部ではあるのですが。主客転倒、どちらがお客さんなの?そもそも公務員っていうのは……と言ってやりたくなります。
やっぱり、職員教育が弱いのでしょうね。無知は恥かしい…。



 そこで、私の持論は、市役所の福祉部門には、初めから福祉希望の人を採用してはどうか!デス。伊勢の福祉行政現場で経験を積んだ後、鳥羽市役所に採用された○川くんは、即戦力。今、鳥羽の福祉を担ってくれています。福祉事務所と社協が人事交流してもいいし。でも、やっぱり社協が回らないか…。
「最小の経費で最大の効果」は職員採用や人事配置にもいえることです。私が市長だったら迷わずそうしますけど。




 ★今日はハロー玄関前で「年末の交通安全県民運動」出動式が行われました。私も「あらしま地区サポーター」の一人として参加。小浜のサポーターや交通安全母の会など多くの団体が参加。交通事故はもちろんですが、どの方の胸にも「しおりちゃん」事件があったはず。鳥羽からこんな事件を出さないためにみんなで子供を見守ろう!声をかけよう!

 警察も、シートベルト取締りより、子供や市民の生活安全見守りにシフトしてほしい。白バイ隊を拍手で送り出しながら、そう思ったのは私だけかしら…。