突然、差し押さえのハガキが!

  「暮らしホットライン」(私の携帯)が鳴りました。「突然、娘のところに差し押さえのハガキが送られてきて困惑しています。身に覚えのないことで、最終期日は明後日と書かれています。どう対処すればよいでしょうか」というご相談です。
 写真がそのハガキ(1月22日消印)です。「民事訴訟特別通達書 管理コード(ワ)00−000号」いかにも最もらしい書き出しで笑ってしまいますが、文面はつまり、「貴方の利用されていた契約会社から契約不履行による民事訴訟として訴状が提出された。このまま連絡がないと、原告側の主張が受理され、給与・不動産差し押さえを履行する」というもの。「プライバシー保護のため本人様からのご連絡を下記へ。以上で最終通告とする。裁判取り下げ最終期日平成18年1月25日 連絡先0120−000−000 東京都千代田区霞ヶ関1丁目000 民事管轄局 民事管理事務局」とあります。
 念のため、県の消費者相談センターでも確認しましたが、明らかに今問題の「架空請求詐欺」の一種です。電話をすると思う壺で、あの手この手でお金を要求してきます。若い子なら恐怖感から、親であれば、もしかして本当かもと心配して送金してしまう可能性が大です。電話をせず、捨て置くのが一番です。それにしても、世の中、こんな詐欺犯罪が横行していて、全く嫌になります。やっぱり、小泉構造改革が「弱肉強食」社会を加速させてることと無関係ではないでしょうネ。みんなで騙されないように賢くならなくちゃ。皆さん、ご用心!