鳥羽小スクールバス 国の補助を活かそう!

今日から2月。気になっていた幸子日記をリニューアル。少しは読みやすくなると思いますが、でも、今度は、字の一部に薄く色が…。結局、修正できなくてあしからずです。


■鳥羽小建設問題のキーポイントは、子らの通学時の安全対策(交通と防犯)です。それは、これまでの市民会議の議論でも明らかです。離島の坂手小や小浜小まで統合するのですから、よほど、そこに心をくだかないと。どうすれば、父母に納得合意してもらえるか、その条件提示が行政の仕事です。それを示さないことにはお話にならない…。
私は、現実的には堅神候補地しかないと考えています。そのためには、少なくても、坂手と小浜はスクールバスが必要です。それでなければクリアーできないでしょう。「お金がかかるからだめ」では答えにならないと思うのです。市民に必要なお金であれば工面する、これが正論ですよね?(主婦の私に任せてくれたなら、今すぐにでも財政カットしてみせるのに!あぁ、腕が鳴る!)それはさておき、まず、学校廃校で大きな財政削減。おまけに、堅神だと用地費がダントツで安い。今後25年間の鳥羽小用地費返済額は一年当たり、こんなに違うんです。(※教育委員会が市民会議へ提出した資料です)
日和山=約4406万円、
・赤碕=約4222万円、
スカイライン入り口=約2758万円
・堅神=1503万円
市の2提案(スカイラインと堅神)の差は実に約1255万円也。この範囲内でバス運行すればいいのではないですか?!これなら、「お金がない」とは言えないですね。


■さて、今日は、新潟県加茂市で聞きました。NHK「クローズアップ現代」で、子どもを守る先駆的な取り組みとして紹介された市です。文部科学省も注目です。加茂市は人口32,500人、小学校7校、中学校5校、児童数は合わせて2700名(鳥羽市は約2200名)。このうち3割の約800名がバス通学です。バス通学の条件は、通学距離2km以上でしたが、昨年さらに市民議論で改定。距離に関係なく人家や交通量が少ない所で運行。なんと、バス24台で運行中(昨年9台を追加、34人乗り〜11人乗りなど)。朝は2回ピストン運行しています。
さて、気になる経費はいくらでしょうか?1台、620万円です。臨時の運転手の人件費と燃料費などです。バス購入費は29人乗りで約340万円程度だそうです。加茂市は、山が多く地理的条件が大きいというものの、鳥羽市だって離島という特殊条件があります。


■鳥羽小の場合を考えてみましょう。学校を統合するのでバス購入費に上限304万円の国の補助があります(何台でもok、買い替え時もok)。つまり、国だって、統合すればバスは必要だと考えてるってことです。運行費用も1台につき約580万円が交付税措置の算定基礎とされます。
子ども数も少ないです。坂手と小浜小あわせても50人程度(もっと少ないかも)です。今、文科省は子らの防犯対策に必死で、来年度からスクールバス導入を検討する会議に補助を出します。ぜひ鳥羽市もみんなで議論してみてはどうでしょうか。
皆さん、必ず、鳥羽小学校を建設しましょうネ!!行政、議会、市民会議の「大人たち」が、子どもたちと若い父母の期待にこたなくては!!


<昨日の鳥羽小用地選定市民会議>
みんなが一言づつでも、言いたいこと言えてるのかな〜?…