昨春、鶴田が「東山採石延期」を申し出ていた!!

 昨春、鶴田が「東山採石延期」を申し出ていた!!
 市当局は、議長に対して、「菅島採石場緑化進捗状況等報告書」を、年数回提出します。各議員にも配布されます。しかし、写真や図面など詳細は添付されないので、一度きちんと把握したいと思って担当の財政課に出向き、書類にあたると、信じられない一枚の書類を発見しました。なんと「東山地区着手延期について(お願い)」というタイトルではありませんか。なんということだ〜!!
 
 文書はつまり「極端な骨材市況の低迷により計画通りの進捗が見込めない…。2年目(平成16年度)から着手する計画の東山地区上部からの採掘については未着手の状態となっておりますが、今しばらく着手の延期をお願いする次第です。」というものです。もう怒り心頭に発するとはこのこと!鶴田石材は、本来なら平成15年3月で、採石終結すべきところを、緑化回復を怠ったために、やむなく、市と議会は10年の緑化期間を認めたのでした。鶴田石材の企業モラルと行政の管理監督責任が大問題になり、その反省の上に立って、緑化が再スタートしたのです。ところが、3年も経たないうちに―!!
 
 鶴田石材株式会社から市長宛てに出されたこの文書の日付は平成17年4月19日。ちょうど、市長選の頃です。前市長、課長も前木田財政課長当時です。「どう回答したのか?回答文書は?」ところが市当局は「回答しておりません」。つまり、文書は綴じられていただけなのです。(忍耐強い私もこの時はさすがに切れそうになった〜!)
今度こそ緑化をやり遂げると市民に宣言した「緑化検討委員会」を管轄してきた前課長の認識とはいったいどんなものなのか!議長の決裁はありません。こんな重大な問題を議会にも伝えないとはどういうことか!3月議会で質したい!


<〝あと7年 菅島緑化回復〟安楽島小湧園から撮影>