医療生協で介護保険の勉強会

医療生協で介護保険の勉強会 
今日は組合員さん宅で、医療生協の班会。生協職員の阪徳さんと看護師さんが来てくれました。「えっー私肥満やわ〜」「骨密度はまあまあ年相応かな」と、和気あいあいで、骨密度や体脂肪率、血圧を測定してもらいました。誰も異常なくひと安心。
 今回のテーマは介護保険でした。皆さんご承知だと思いますが、小泉内閣は急速な高齢化社会を理由に、介護保険制度を改定しました。でも、本当は、高齢化社会を展望したとき、公的介護や高齢者福祉がますます重要なのです。税金の使い方を、無駄な公共事業(オープンしたての神戸空港なども)を止めて社会保障中心に切り替えるべきなのですが、政府は、そうではなく、高齢者のサービス利用は切り下げ、国民の負担を増やす方向で改悪しました。今、行政も現場も不安の声でいっぱいです。昨年秋には、これまで介護保険の対象だったホテルコスト(居住費)と食費の全額が利用者負担になりました。
 2月1日号の広報とばで改定の柱が紹介されてますが、具体的計画策定はこれからです。
市町村の責任、権限が大きくなるので、最大限、鳥羽市で改善していくことが大切です。また、65歳以上の被保険者の介護保険料の改定も実施されます。現在、月2440円ですが、かなりアップされそうなのです。これからも折に触れご紹介していきます。

<医療生協班会のひとコマ>