「毎日・地方自治大賞」の美山町からのたより

 「毎日・地方自治大賞」の美山町からのたより
 個性豊かな地域づくりを進める市町村を顕彰する「毎日・地方自治大賞」(毎日新聞社)の2005年度の受賞自治体が発表されました。最優秀賞に輝いたのは京都府の「美山町」でした。「日本一の田舎」を目指す美山町。美しい山々に抱かれる「かやぶき民家」が有名です。やっぱり〜と納得しました!実は、私は、昨年3月に美山町を視察、それ以来、すっかりこのまちのファンになっていたのです。
 日本の故郷の原風景を育み、協働して元気な町づくりにとりくむ住民と職員。しかし、30年前には職員は「月給ドロボー」と言われたこともあったそうです。住民と職員の信頼は長年の村おこしで築かれていったのです。
 視察で一番心に残ったのが、私の視察目的であった「地域振興会」(会事務所+道の駅のような特産店が各地域にあり活性化)を案内してくださった女性職員のAさん。村おこし30年を担ってきたAさんは、町民すべてに笑顔で声をかける。いかに信頼されてるかひと目でわかる。「住民の公僕」という言葉を思いました。宿で夕食までご一緒してくださって…。こういう職員が美山町を縁の下で支えているのですね。
 そのAさんから、受賞ニュースと相前後して絵葉書が届いたのです。美山町は今年1月、4町合併で南丹市になりましたが、昨春はまだ、ここまで発展させてきた美山町を、自立でさらによくしたいとの世論が強かったのです…。でも、葉書には南丹市で新しい一歩が始まっている、がんばっていると近況報告がありました。皆さん、ぜひ、京都府美山町に出かけてみてください!!
 
ところで、鳥羽市も「ユニバーサル観光の先進地、鳥羽」で奨励賞に選ばれたのですよ!うれしいですネ。また、詳しくお伝えしますネ。