突然のごみ有料化 市民負担増4千万円!説明責任は

突然のごみ有料化 市民負担増4千万円!市はどう説明責任を果たしてきたのか
議案書を見てびっくり。なんと、市の指定ごみ袋の価格が約5倍に跳ね上がります。
新しくごみ処理の手数料を加算するためです。つまり、ごみ有料化をすると提案したのです。(これまでは、指定袋の価格のみでした)
市民が生活に四苦八苦している時代に、公共料金を5倍も値上げする!到底、私には理解できない発想です。納得がいきません。

環境課で聞き取りしました。今朝の新聞を見て、早速、「なぜ、値上げをするのか?」という電話が5件も入ったそうです。


★1枚当たりの値上げ案=手数料加算額は―
△ミニ(※新設10㍑)10円 
△小袋(20㍑)   20円     4円50銭(現行)
△中袋(30㍑)   30円     6円(現行)
△大袋(45㍑)   45円     8円(現行)
△特大袋(90㍑)  90円    19円(現行)


★市民負担はどれほどか―
年間190万枚を使用しています。
(20㍑=50万枚、30㍑=39万枚、45㍑=100万枚、90㍑=10万枚)
課では、新たに4000万円の負担増と試算。
一世帯にすると、年間5000円もの負担増です。

★有料化の目的は―
ごみ減量化のためと説明。

★減量効果―
あると考えている。
⇒⇒安易なごみ有料化は減量の特効薬にはならないと各地の報告があります。

★減量数値は―
10%〜30%。平均20%を見込んでいる。
⇒⇒・市民はリサイクルに協力してきた。その努力をどう評価するのか。
・市民は、ごみの減量数値目標を知らされていない。市が目標を定め、常に数値を市民に知らせ、それでも、市民が非協力というのなら、まだ理解できる。しかし、基本的な説明責任を果たしていないではないか。
・いきなり、お金を負担させれば、市民はお金が惜しくてごみを減量するだろうなどと考えるのは正しいことなのか。
・行政はこれまでの市民の努力を評価し、信頼し、ポジティブに減量化策を推進すべきだ。

★4000万円を何に使うのか―
①不法投棄パトロール
②リサイクルパーク建設。(生ごみたい肥化,いつでもリサイクルごみを持ち込める場所、市民環境農園、環境教育、廃油石鹸対応)
・県の補助も得られるよう検討している。
③ごみ処理費用の一部負担に使用。
⇒⇒①も②も大賛成!反対する市民はいないでしょう!ただし、税金でやってください
!そのために市民は納税しております。お金がないのなら、市民は協力を惜しまないでしょう。しかし、そうではない。無駄使いが改善されていない。市は自らに厳しくすべき。


※とりあえず、今夜は「ごみ有料化提案への疑問と批判」第一弾です。
根本には、財政健全化計画行財政改革)があります。計画策定に、市民代表が入っていない、策定に至る議論も公表なし、議員の意見も反映なし、まったく市役所内部で策定されたものなのです。また、書きます。市民の声を、できるだけたくさん集めたい。