鳥羽市は人口減ワースト2位

鳥羽市は人口減ワースト2
主婦同士の井戸端会議で、ひとしきり鳥羽の人口減が話題になりました。
他市に転居していく例が身近かにある人が多くて、
「ともかく働く場がないから
とりあえず子育て応援で若い人をつなぎとめなアカン、
わたしら、老後みてもらえるんかいな〜」
と真剣なおしゃべり会になりました。


五経済研究所が発表した、県下29市町村ランキング。
「人口が増えているのは−」(平成12〜17年)の項目で、
鳥羽市はなんとブービー賞なのよ、と私が話すと皆びっくりでした。
ワースト5位は―
29番 南伊勢町      △8,5%
28番 鳥羽市       △7,7%
27番 尾鷲市       △6,7%
26番 紀北町       △6,6%
25番 熊野市       △6,2%

なんで、地理的条件の厳しい尾鷲や熊野が鳥羽よりも減が1%も少ないのか〜!
愕然としますワ…。
ちなみに、志摩市は△5,5%で、鳥羽より2,2%も低く減を抑えました。
   

これだけ人口減がすすめば、バーンと
市が「人口減対策」を打ち出すのが普通ですよね。
そして、やってみて効果の検証をして、また見直しする。
市民にもアピールする。
でも、これまで、決め手さえ、はっきりできなかったのです。
木田市長に期待したいですね!
市の財政健全化が課題ですが、その土台は人口確保です。
ところが、「財政健全化計画」には、そういう視点はまるでないのですよ。
(それどころか…)


担当課で過去3カ年の人口の動きを聞きました。
毎年3百人から4百人の減で、3年で約千人が減っていくのです。
このままだと2万2千人台もあっというまかな…。


【平成17年】
出生数 161人  死亡数  264人
転入数 652人  転出数  854人
その他  21人  その他    2人
(合計)834人 (合計) 1120人  △286人

【平成16年】
出生数 142人  死亡数  254人
転入数 610人  転出数  902人
その他  10人  その他   10人
(合計)762人 (合計) 1166人  △404人

【平成15年】
出生数 170人  死亡数  249人
転入数 667人  転出数  922人
その他   9人  その他   21人
(合計)846人 (合計) 1192人  △346人

※担当課によれば、窓口の印象として、若い人の転出が多い。
17年の減少がやや少ないが、分母も減っているためではないかとのこと。