市民に聞かれてまずいような議論をしているのか〜

市民に聞かれてまずいような議論をしているのか〜
旧態依然の今のような議会のあり方で本当にいいのか…。
木田市長のもとで、市執行部がどんどん改革を目指すなか
また、若手職員が一生懸命がんばっているなか
議会が大きく水をあけられてる感じがしてなりません。


来年の4月は鳥羽市議選挙…。
ということは、現在の18名の議員メンバーは4年目の成熟期に入り、
議会総仕上げの時期を迎えているということではないか。
議会改革と活性化策を進め、次の新体制議会にバトンを渡していく
それが鳥羽市議会の発展につながるのです。


ところが、会派代表者会も議会活性化委員会も
議会運営委員会も(無会派の山下伴郎議員と私は入れず、議運のみオブザーバー)
まるで、そのような動きが感じられないのです。
議運は毎年、毎年、公費視察しているというのに…。


今日も、全員協議会の席上、議会活性化委員会から
「市民やマスコミから出されている常任委員会の傍聴に対して
全面公開はしない。各委員会で決めることにした」と報告がありました。
ちょっと待て!
「なぜ、議会活性化委員会の結論に議員が従わなければならないのか。
委員会の検討内容と結果を、全議員に報告し、全協の場で皆で結論を出すのが筋ではないか。
しかも、委員会はきちんと結論を出せなかった、責任回避ともいうべきものではないか」


私は検討の中身を聞きました。
・「委員会の公開を早くから実施している伊勢市などの実情を調べ、検討したのか」
 「していない」というではありませんか。
検討して、問題があるからやらないというのならまだわかる、
しかし、先進地事例を検討もしないというのでは、何のために委員会か。
これでは「不」活性化のための委員会ではないか。


・「情報公開条例で常任委員会議事録は公開対象文書です。整合性をどう検討したのか」
これも「検討しなかった」。
もう怒り心頭に発してきました。
「私たち議員は、常任委員会で、市民に聞かれてまずいような議論をしているのか〜!」
私は何もありません!聞いてほしいぐらいです。


「市民公開」という点で議会がいかに遅れているか痛感します。
菅島緑化検討委員会でも鳥羽小用地選定委員会でも、市当局はすべて公開としてきたのです。
市当局に、市民の声の反映をと、迫る議員が
なぜ、自ら積極的に公開しないのか。


かんかんがくがくの議論となって、
結局、議長は、各常任委員会での対応としました。
その結果、明日から総務委員会・経済建設委員会が公開します。
文教民生常任委員会は非公開です。
なんと、委員会で対応が分かれてしまうお粗末さ!


はて、はて、文教民生常任委員会に、
公開されたくない議員がいるということか…。


初当選のときの原点に立ち返って
一人、一人が、きっちり意見を表明し
理想とする議会に近づけようではないか〜!
任期はあと10ヶ月なのですよ!
           (長くなりそうなので、明日へ続く)