佐々木憲昭衆議院議員事務所から報告入る

鳥羽の業者が補助金申請を取り下げ〜

 終日の議会全員協議会を終えて、夕方、家に戻ると、朗報が待っていました!佐々木憲昭衆議院議員から(共産党比例東海ブロック事務所を通じて)の連絡でした。なんと、懸案の行者山風力発電問題で、鳥羽の業者から補助金申請の取り下げが出たというのです!うれしいではありませんか!
 実は、佐々木議員は、27日の鳥羽現地調査に向けて、今日、経産省から聞き取り中で、そのなかで、経産省が明らかにしたということでした。補助金審査は、事務局の書類審査を経て、審査委員会が決定します。その審査委員会が28日から開かれる予定でした。今週が山場だったのです。つまり、業者の取り下げは、書類審査を通過できなかったということでしょうネ。もともと、経産省が不可欠とする地元承諾で落口町内会が反対であること、自然公園法のクリアーに来年3月までかかるなど、申請できる状況ではなかった、というのが実態です。
 地元で警鐘を鳴らし続けた反対住民の皆さんに心から敬意を表したいです。また、半数を超える議員が国の関係各省に反対の意見書を送付しました。議会の一致した取り組みは初めてのことです。
 それにひきかえ、「防災上も問題ない」「地権者が賛同しているから問題ない」などと軽々に対応した課の姿勢は、なんとも情けなく腹立たしい。経産省にも環境省にも県にも情報収集せず、それでよしとする幹部職の姿勢は、猛省しかないでしょう。それにしても、こんな現実を住民と議員が一つ一つ変えていくしかないのか…。課長会議で指摘しあい、切磋琢磨してはどうなのか。
(もちろん、頼りになる幹部職はがんばってくれてますので念のため!)