私は市民代表!!!

「なぜ、市民の声を聞きたくないのか…」よ〜くわかりましたヨ!!

 「財政健全化計画と集中改革プラン」についての質問が終わりました。この問題での本格的論戦は初めてのことです。鳥羽市が自立するための二つの課題、つまり、歳出減として、全国ワースト1の人件費(日本経済新聞社)と、歳入増として法人市民税を取り上げました。市の計画が、いかに根拠のないものか、明らかにしました。

 
 今日ほど、自分が「市民代表」であることを意識したことはありません。なぜなら、この集中改革プランには、市民の暮らしを冷え込ませるサービスカットが目白押しです。つまり、ごみ袋有料化(毎年毎年4000万円)の次は、保育料15%アップ、幼稚園保育料の値上げ…。小さなお店でパートで働く若いお母さんたちの暮らし向きを思えば胸が痛くなります。だから、市民の立場で本当の健全化策を問いました。しかし、皆さん、市長も、助役も、行革室も、総務、財政、企画も、こんな市民負担は当然という考えなのです。だから、毎年11人も職員採用しても問題なしというわけです。ここが「市民代表」とは、決定的に違うところです。でも、市長って市民代表ですよね?
市民から不満と怒りの声が寄せられています。間違いなく、来年の市議選の争点になるでしょうネ。そして、その二年後の市長選挙でも問われることでしょう。


 市の主人公である市民のための財政健全化計画なのに、行政改革推進室は3人も職員がいながら市民の意見反映をまったく図りませんでした(総務省でさえ指示したのに)。すべて、市役所トップで、都合のいいように作成した。だから、間違っても自分たちが忙しい仕事に追われる計画は作らない…。皆さん、役所は、全国ワースト1の人件費のことを指摘されるのが本当に嫌なのです。自分たちの沽券に関わると思っているかのようです。行革室が、なぜ、市民の声を聞きたくないのか…。本当によ〜くわかりました。(もちろん、献身的で誠実な職員さんの働きを否定しているわけではありません。削減すべき部署を削減すべきなのです)