タカは雨で伊良湖から飛来せず

みさご、かわせみ、くいな…に感激!25種類ものバードウオッチング
 楽しみにしていた「深鳥会」、東海地方はあいにくの小雨で、ついにタカは伊良湖から飛来してくれませんでした。残念!それでも、気温が上昇すれば、上昇気流に乗って、飛び立つのだそうですが、朝は、肌寒いほどの気温が続き、それも、期待できずでした。でも、探鳥会の初体験は楽しかったですよ。なんか、いつもと違う脳部分が動きだすような感じでした。別世界に誘われる…これも、探鳥会の魅力の一つなのかな〜。6時から8時まで、警察裏の空き地から加茂川河口をみんなで歩きながらバードウオッチング。30名ほどで、なんと25種類の鳥を確認!こんな身近に、こんなにたくさんの鳥がいるなんて。会からお借りした双眼鏡で大きく羽ばたく鳥を見るのは、なかなかの迫力です。でも、一番心動かされたのは、望遠鏡で垣間見た鳥たちの素顔です。そのしぐさや、羽根の美しい模様など誇らしげでした。人と同じ生ある生き物、愛おしいですね。古代からのタカ渡りルートである鳥羽の魅力を大切していかなくちゃ。


 さて、私の感激ナンバー3をご紹介しますと…。まず、「みさご」。行者山の尾根に枯れ木が一本。そのてっぺんに「みさご」が留って、下界を鳥瞰しています。獲物を見つけるとすごい速さで急降下。飛ぶ立つと羽根の内側の白さが際立ちます。これが「みさご」の特徴だそうです。次は、「かわせみ」。「かわせみ」というと澄み切った川にしかいないと思われがちですが、結構汚れた河口にもいるのだそうです。つがいの羽ばたき、羽根の青さにはため息がでそうでした。最後は、水鶏(くいな)、初めて見ました。これは、空き地を歩いているのを発見。巣があるのでしょうか。このほか、いそしぎ、磯ヒヨドリ、とんび、あおさぎ、川鵜…。(写真でお伝えできないのが残念)
思いがけぬ、癒しのひとときでした、野鳥の会の皆さんには、いろいろ教えていただきお世話になりました。ありがとうございました。

           
<人が多いほど多くの鳥を確認できる、探鳥会は大切なのだそうです><こちらは鳥じゃなくて蟹ですよ>