総務常任委員会が菅島緑化視察

市民世論で、26年3月末の緑化復元約束を必ず!

 菅島採石の緑化復元(平成15年4月〜平成26年3月末)がスタートして、3年半が経ちました。ところが、大山は、ほんの少し、緑に色づいてきたものの、東山は岩がむき出し、2年も未着手のままです。なんとしても、今度こそ、平成26年3月末の緑化回復の約束を業者に果たしてもらわねばなりません。これは、議会の一致した思いです。そんな決意をこめて、今日、所管の総務常任委員会が、菅島の緑化状況を視察しました。やっぱり、一番の問題は、公共工事の縮小等でカンラン岩が売れず、予定の半分しか搬出できないため東山が未着手になっていることです。このままだと非常に危うい、心配ですね。緑化は市民の願いですし、そのためには採石を予定通りすすめなくてはなりません。どこか、使ってくれるところ、ないでしょうか?それにしても、業者の採石計画が、いかに見込み違い、欲張りすぎか…ってことでしょうね。さらに、今のような状況が続くのなら、採石計画の変更という事態も起こるかもしれません。ともかく、期限を守ってもらわなくては。今後、緑化基金5億円をどう有効に使い、26年3月末の緑化復元を担保していくのかが、大きな鍵だと感じました。専門の学者や緑化専門業者の力をもっと借りなくては。菅島町内会もサクラを植えたりしているそうですが。


①緑化1年目の平成16年度に植えた「ウバメガシ」「コナラ」などは大人の腰近くまで育っていたそうです。山下委員長や木村委員、中村(欣)委員が確認しました。(私は腰痛で登れず写真がないのが残念)
  
②<緑化2年目の平成17年度のもの30㌢ほど>  ③<緑化3年目の平成18年度のもの>

 
<標高140㍍地点―メドハギに覆われています><標高110㍍地点で見るとこういう現況>


<木々の後ろの絶壁は、実は商品。売れずに積まれたままのカンラン岩>