障害者の日記念事業 潮騒太鼓あたたかく

障害者がまちに、社会に、出られるように! スペシャルオリンピックスの輪を
 スペシャルオリンピックスの銀メダルアスリートの山根くん(津市在住)の講演が聞きたくて、ひだまりに出かけました。自閉症で自分の歓びや意見を伝えられなかった山根くんが、SO(スペシャルオリンピックス)を通じてどんどん成長。自信をもち、何事にも挑戦するまでになった、その苦労の道のりを笑顔いっぱいで話されたお母さんはまぶしいほどでした。
 SOは、知的発達障害のある人たちに、スポーツトレーニングとその成果を発表する競技会を提供し、社会参加を応援する組織です。SOの由来は…。故ケネディ大統領のお姉さんが知的障害者で、両親は名門家の恥として家から外出させなかった。優しいお姉さんが大好きだった妹さんは納得できなくて、自宅の庭を障害者に開放しスポーツして遊ぶように…それが始まりだそうです。
 鳥羽にも、まだまだ家に閉じこもっている(いえ、社会的に閉じこめられている!!)障害者がいます。障害者自立支援法によって、重度障害の方のデイサービスの送迎さえ、仕事や家族介護を担うお母さんたちがしなくてはならない事態が生まれています。なんということでしょうか!私も、今は、議員の立場をいかしてノーマライゼーション鳥羽に取り組みたい、この壁を乗り越えよう〜そんな思いでいっぱいになった集いでした。関係者の皆さんに感謝です。

      
<応援にかけつけた潮騒太鼓 もう素晴らしいの一言!仲間も飛び入りで><山根くんたちの〝まごころ〟講演>