いつから電子版にしたの?

 な〜んだ、やっぱり、官庁速報は役立ってないじゃないの!
 明日の質疑でとりあげる退職手当債の件で、担当課長に「国からの許可要件」をファックスするよう依頼しました。「わかりました。戸上さんが議会で指摘された〝官庁速報〟を送ります」。 つまり、私は一般質問の税金の使い方の一例で「課長しか読まない(それも怪しい…)官庁速報に年間50万円も投入する必要があるのか。役立っている事例があるのか」と質したのです。それで、「ほら、こんなに役立ってるじゃないか」と課長は揶揄したかったのです。 そこまではよかった…、さて、そのファックスを見ると、「官庁速報 電子版」とあるではありませんか。鳥羽はまだペーパーなのに、いつ電子版に変更したのか? 聞くと、「県から送ってもらって入手したものです」。 な〜んだ、やっぱり、官庁速報は役立ってないじゃないの!
 
 良く似た人口規模の尾鷲市などに聞くと、すでに、官庁速報は電子版です。すべての課で瞬時に見れます。ペーパー時代は、企画課が、担当課に役立つものには付箋をつけて各課にまわすので大変だった、いざというとき情報を取り出せないし…電子版は検索できるので利用しやすいと語っていました。
鳥羽市はペーパーの官庁速報購読を続けるそうですから、市民のために役立ててほしいですね。当たり前か…。50万円もするんだもの…ネ。