健康長寿課 診療所スタッフで実施へ 

訪問看護は、居宅介護の強い味方! おまけに、医療費や施設利用の抑制効果も期待できます 
 
市内に訪問看護ステーションがないため、「訪問看護」サービスの活用度が鳥羽市は極端に低い。でも、訪問看護は、居宅介護の強い味方です!おまけに施設利用の抑制効果も期待できます。市外業者が、市中心部には来てくれますが、離島や長岡地区はなかなか…。なんとか、訪問看護の利用を伸ばしたい、ずっと、願ってきました。 それが、やっと、実現まであと一歩です。健康長寿課が、準備を整え、市立診療所のスタッフで実施します。来年からです。(遅くても4月には)
 実は、最近も、こんな話を聞いたばかりでした。一つは、「介護度3」のお母さんを介護されてる男性から…。訪問リハビリを利用したかったが、鳥羽にはリハビリデイサービスしかなくて断念した。その後、容態が悪化し入院一歩手前の状態に陥った。ケアマネに相談し、訪問看護を利用することに。看護師による手足のリハビリ体操が効果抜群で元気に回復した。担当医師とも連絡をとってくれるし、医療面の相談も電話一本でできる。どれほど心強い支えであることか、と。
 もう一つは、友人の話です。ある離島で「訪問看護」を利用中の方が、船賃が患者負担のために、経済的に厳しくなり利用を打ち切った。看護の効果もあがり本人も喜んでいたのに、あまりにも気の毒だと関係者がこぼしていたよ、というのです。
 訪問看護の実施は、介護度の高いご家族を自宅介護されている介護者にとっては、本当に朗報です。どんどん、利用しましょう〜。