国交省の谷山将中部運輸局長さんの講演

「住んでよし・訪れてよしのまちづくり・地域づくり」
 今日は、鳥羽商工会議所の新春講演会があり、国交省の谷山将中部運輸局長さんの「大交流時代における地域観光戦略」と題するお話を聞きました。元日から施行された「観光立国推進基本法」にもとづいて、国がどんな認識で、どういう方向をめざすのか。訪日外国人旅行者数、2003年521万人を、2010年には1000万人にする倍増目標を掲げている。そのために、中部圏としてアピールする観光戦略を展開。これからは、広域圏ごとの競争、さらに広域内で、各自治体間の競争の時代。「住んでよし・訪れてよしのまちづくり・地域づくり」がオンリーワンへの道と話された。
 広域といえば、期待した愛知万博は、観光客が会場近郊に流れ、鳥羽市は閑古鳥状態でした。どう鳥羽市に足を向けてもらうか。最近では、若おかみの会「梅蕾」が誕生し、明日の観光へ百人力という思いですが、ますます、鳥羽ならではの魅力に磨きをかけなくては…なのですね。(結果として「観光戦略室」の設置はよかった!)
 谷山さんは、今日は、岩田準一と乱歩・夢二館に立ち寄り、相差の海女小屋で地元の海女さんといっしょに昼食をとり、夜は答志島に宿泊とのこと…。ここに、鳥羽観光の未来があるのですね。郷土資料教室や歩かん会…で、まず、市民がわが町の歴史文化にふれる、その裾野を広げることも大事なのですね。関係者の皆さんに感謝です。
 
<中村会頭の新春挨拶>     <夕暮れの三ツ島〜会場のグランドホテルから」>