柳沢厚労相には任せられない 辞任すべき

「美しい」どころか「見苦しい」ですよ! 安倍首相〜
 女性を「産む機械」にたとえた柳沢厚労相発言には、怒りを通り越してあきれました。「なにもわかっていないわ」命がけで二人の子を出産した私には、政府の少子化政策のうすってぺらさが透けてみえる感じがしました。辞任せずともよしとした自公の国会議員サンたちは、おかしい。おまけに愛知県知事選結果で判断ですって、それでは、参議院選挙のための党利党略ではありませんか。心から反省してけじめをつけなさい!と言いたい。「美しい」どころか「見苦しい」ですよ、安倍首相〜。

 
 子どもを産むのも産まないのも個人の自由。産まない人が肩身の狭い思いをするような社会は間違いです。
でも、産みたい気持ちがあるのに産めない人もたくさんいます。柳沢厚労相の仕事は、この人たちを本気で応援するなんです。
「子どもはかわいい、もう一人産みたいと思う。でも、手取り15万の夫の給料で私まで働けなくなったら、子どもを育てられないし、暮らせない」 鳥羽でよく聞くお母さんたちの声です。 派遣や臨時の低賃金不安定雇用、正社員は長時間労働やリストラの心配… こんな格差社会を是正して、子どもを産み育てる環境を整えるのが安倍首相と柳沢厚労相の仕事でしょ。でも、現実は反対の方向です。
女性だけでなく男性の人権も侵害した発言ですよね。